教397 里山は憩いの場 ささやまの森公園(教育長ブログ R5.3.17)
里山を体験し、親しみ、学習することや都市と農村の交流等を目的に20年前に作られた兵庫県立ささやまの森公園の運営協議会があって参加した。コロナ禍でもかえって来場者は増え、人々が緑や癒しを求めて来場し、里山が憩いの場になっていることが分かったじょう。
(公財)丹波の森教会が運営する「兵庫県立ささやまの森公園」では、市内外の活動スタッフ(令和5年3月現在52名)が5つの班に分かれて体験プログラムやイベントの検討や提供をしている。
里山体験班(草木染め・アクセサリー作り・ウォークラリーなど)、里山伝承班(黒豆栽培・そば道場・黒豆味噌づくりなど)、自然学習班(バードウォッチング・春の野草や水辺の生き物を探そう)、レクレーション班(深山登山・陶芸を楽しもう・ツリーイングなど)、里山復元班(稲作体験・丸太のベンチづくり・チェンソー安全教室など)等、実に多様なプログラムを展開している。
他にも小学生を対象に、豊かな自然の中で年間10回以上のさまざまな体験活動を通して、たくましく生きる力を育てる「森の学校」などの魅力的な取組もある。
「ささやまの森公園」には、スタッフの高齢化などの課題はあるが、これからも県民の参画と協働によって里山と森林文化をつくる中心的役割を期待している。
教育長も「ささやまの森公園」の近くの高校に勤めていた時から、この公園に出入りさせてもらって、故河合雅雄先生をはじめ、歴代公園長から教えを頂いている(特に現公園長とはかつての狂言仲間で親しくさせてもらっている)。これからも自然や里山の良さを伝えていきたい。みなさんも是非一度「ささやまの森公園」を訪問ください。
更新日:2023年03月17日