教398 感動を胸に次のステージへ 岡野幼稚園卒園式(教育長ブログ R5.3.20)
市内11の幼稚園と2市立認定こども園の卒園式が行われ、教育委員会は教育委員や職員が手分けして、市長部局職員と共に出席した。教育長が参加した岡野幼稚園卒園式の卒園児は5名だったが、式場いっぱいに大きな声で返事や呼びかけや歌が響いて、一人一人の成長がしっかり分かる感動的な卒園式だったじょう。
5名の卒園児は2年間一緒に過ごし、みんな仲良しで元気で明るい園児ばかり。小学校では別の園に行っていた子どもも一緒になって今より同級生は増えるが、5名のうちの1名は別の小学校にいくので、この仲間で過ごすのはこの日が最後になる。
園長先生は式辞の中で、一人一人の長所や頑張ったこと、将来の夢等に触れられ、様々な体験を通して心も体も大きくなりましたと激励された。少人数だからこそできる体験がいっぱいの園生活。
担任の先生は思いが募ってか修了証書授与の呼名の時から涙ぐまれていたが、卒園児が呼びかけの形で園生活でがんばったこと、楽しかった思い出、先生がたや在園児、保護者への感謝を述べはじめると、他の先生方や保護者の方、園児の中にも涙ぐむ姿が見られた。
子どもたちには、こうした区切りでいろんな思い出や有難い出来事に思いをはせ、心を震わす体験を通して心豊かな人間へ一歩ずつ成長していってほしい。次のステージがみんなを待っている。
結構齢を重ね、感動の心も擦り減っているのではないかと危惧される教育長だが、最後に卒園児が「かっこいい一年生になりたいです。岡野幼稚園 さようなら ありがとう」と声を合わせた時には目頭が熱くなってきた。感動の心をありがとう、岡野幼稚園卒園式。
更新日:2023年03月20日