教217 心の居場所が大事 不登校支援 (教育長ブログ R4.5.2)

更新日:2022年05月02日

丹波篠山市の不登校児童生徒支援策を視察するため、加古川市教育委員会の不登校対策担当課長や指導主事の方が本市へやってこられた。本市にある民間の不登校受け入れ施設「まめの木」の視察に同行した教育長は、かつて県立のフリースクール「神出学園」で勤務した経験を思い出し、やはり不登校児童生徒の支援には子ども達が安心して過ごせる「心の居場所」があることが大事だと改めて感じたじょう。

 

様々な理由で学校へ行かない・行けない不登校児童生徒が、全国的にも、加古川市でも本市でも増えている。不登校児童生徒が社会的な自立に向けた力を養うには、個々の不登校児童生徒の状況に応じた必要な支援が行われるようにすることが大事で、国や地方公共団体が自前の施設を準備するとともに、民間の団体その他の関係者の相互の密接な連携が大切である。

 

本市には、市が運営する不登校支援施設「ゆめハウス」と民間不登校支援施設の「まめの木」がある。子ども達にはそれぞれの状況に応じた教育機会、心の居場所の確保がなされることが大事で、それがあれば子どもは自力で動き始める。その居場所が、学校でもよいし、「ゆめハウス」でもよい。「まめの木」が居場所になっている子どももいる。大切なことは各自にそれぞれの状況にあう居場所があることで、それにはいろんな学びの場があることが大事だ。


 

☆本市にある民間支援施設「まめの木」の視察の様子と視察に来られた加古川市教育委員会のメンバー。加古川市教委担当課長と教育長はどちらも冒険教育施設や不登校支援施設に勤めた仲で、共に夫々の市の子どものために全力を尽くそうとエールを送りあった。

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