教222 子どもの根っこを育てる 保幼こども園合同研修会(教育長ブログ R4.5.12)

更新日:2022年05月12日

丹波篠山市の保育園・幼稚園・認定こども園・預かり保育職員の合同研修会で講師を務めた教育長は、日頃の本市の幼児教育の素晴らしい取り組みへの感謝と自分がやってきた冒険教育の視点を取り入れた保育・教育について熱く語ったじょう(参加した職員に熱く伝わったかどうかはともかく、教育長が汗まみれになったのは事実だじょう)。

 

本市の幼児教育のコンセプトは「朝日とともに目覚め、四季を感じ、自然の中で夢中になって遊ぶ」。この中には本市の幼児教育で大事にしている「眠育」「食育」「遊び」の要素が分かりやすく織り込まれている。

 

本市では子どもの成長を一本の木に例え、幼児期は種が芽を出し双葉になって根っこを伸ばし、それ以降の学校期に幹や枝葉の伸長の基礎を培う大事な時期と考えて、根っこを育てるために仲間と自然の中で元気よく遊び、よく寝て、よく食べることを奨励している。

 

そこに冒険教育の視点で、仲間と協力して勇気を出して新たなことに挑戦する活動を取り入れる。そこにはリスクや恐れの気持ちもあるだろうけど、勇気を持って一歩踏み出す。リスクは成長のためには必要なものだと力説した。

 

成長に必要のない危険(これをハザードと言ってリスクと区別している)は取り除き、命を大事にしなければならないが、それは何もしないでいるということとは違う。

 

指導者としては子ども達の動きを見守りながら、子ども達の未来に向かって必要な主体性や協力・協働する力や達成感を養えるように保育教育を行っていきましょうと話した。


 

☆講話だけでは説得力に自信のない教育長は、参加者と一緒にワークを取り入れながら言いたいことを体感してもらった。どこまで伝わったか気になるところだが、普段から素晴らしい子どもの根っこを育てる実践をされている先生方ばかり、先生方の実践力には心配はない。

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