教223 子どもを守る子どもが守る タックルバンド贈呈式(教育長ブログ R4.5.17)

更新日:2022年05月17日

篠山警察と篠山警察友援会(篠山警察を支援する民間の団体)が丹波篠山市の小学1年生全員への交通安全と詐欺防止を呼び掛けるタックルバンド(腕や足首などどこでも巻き付くバンド)の贈呈式が、篠山警察署に一番近い市立岡野小学校であり、教育長も参加してきたじょう。

 

篠山警察と友援会は蛍光塗料で「手を上げて おうだんほどう をわたろう」等と書かれたタックルバンドを送って、子ども達の命と安全を守るとともに、振込詐欺等に気を付けるように書かれたもう一つのバンドを家でおじいちゃんやおばあちゃんに渡してほしいと呼び掛けていた。

 

これはなかなか目の付け所が良いやり方だ。子ども達にとっては大人に守ってもらうのも良いが、自分たちが人(おじいちゃんやおばあちゃん)の安全を守ってあげるという体験は貴重だ。

 

人の役に立つというのは自己肯定感を高め、子どもの成長にとって大きな役割を果たすだろうし、人に言った以上は自分もしっかり守らなければという思いにもつながり、二重の意味で教育効果がある。

 

おじいちゃんやおばあちゃん(中にはひいじいちゃんやひいばあちゃん)にしても、孫やひ孫から言われれば気を付けられるだろう。


 

☆岡野小学校で行われたタックルバンド贈呈式。

教育長も警察や友援会の皆さんにお礼と、子ども達に「みなさんの暖かい気持ちに応えて元気な学校生活を送ろう」というエールを送ったが、いつも手をあげて「オー」のやり方だけでなく、今回のような効果的な方策を考えなければならない。がんばるぞ「オー」。

タックル1
タックル2