教254 教え合い学び合う 城東小学校・かやのみ幼稚園(教育長ブログ R4.7.5)
平成22年4月に、日置小学校、後川小学校、雲部小学校の3校が統合して開校した城東小学校(かやのみ幼稚園はそれ以前に統合)。「日置」「後川」「雲部」の3地区で、自然や地域の人と触れ合う機会を大切にされている。小学校長と幼稚園長を兼務してもらっている校園長は、4歳(幼稚園年少組)から12歳(小学校6年生)までを連続してみていきたいと考えておられるじょう。
幼稚園でも小学校でも、子ども達同士が互いに教え合ったり学び合ったりする姿が見られた。
幼稚園では年少児年長児が入り乱れて隣接の小川で川遊びを楽しんでいた。生き物を探したり、草花を探したり、それを使ってジュースを作ったり、思い思いに、一人で、または友達と一緒に飛び回って遊んでいた。自分の発見を周りの友達に伝えたり、みんなで喜びや驚きを共有したりしていた。
小学校でも、タブレットを使って、美術の作品の感想をシェアしたり、カメラ機能を使って写真を撮り合ったり(1年生がカメラ機能を使うのは初めてだったようです)していた。
算数の授業では、教科書の問題ができた子は、タブレットの練習問題を解いていた。タブレットのページの出し方が分からなかったり、解答の仕方が分からない子には、近くの友達が教えてあげていた。
「普段教室で議論する場合とインターネットの投稿ではどんな違いがあるか」について、ペアで話し合ったりする国語の授業もあった。
このように教え合い学び合う子ども達の姿が随所に見られる城東小学校、かやのみ幼稚園。これは最近大事とされる、主体的で対話的、協働的な学びにつながるものです。これからも先生方が一丸となって(ワンチームで)、先生方自身も教え合い学び合って、教え合い学び合いができる子ども達を育ててほしいと思います。
☆1年生の初めてタブレットのカメラ機能を使う授業。市教委教育研究所の情報通信技術支援員が授業支援に入っています。
「(画面の)ここ押せば消えるよ」という先生の指示に、自分が撮った画像が気に入った児童が「これ消したくない」と言っていた。その画像にたまたま自分が写っていた教育長も「消してほしくない」と心の中でつぶやいた。
☆教科書の問題が終わった人は、タブレットの中に先生が用意した問題をやっていきます。
これは「個別最適な学び」につながる授業です。
更新日:2022年07月05日