教263 授業に前向き 丹南中学校(教育長ブログ R4.7.19)

更新日:2022年07月19日

丹波篠山市立丹南中学校の各クラスでは、中学生らしく、自ら前向きに落ち着いて授業に臨む姿が見られた。職員室の雰囲気も良く、教職員と生徒達の信頼関係があるから、この学びに向かう姿勢ができていると感じたじょう。

 

丹南中学校の学校経営方針は「自立して新しい時代を生き抜く生徒の育成」だ。「自立」とは、目標や夢を持ちその実現に向けて自分で具体的に努力をしていくことで、「新しい時代を生き抜く」には「判断力」や「コミュニケーション能力」が大事で、失敗を恐れず新しいことにチャレンジする心や、お互いの良さを認め合う心が大切とされているじょう。

 

上記の丹南中学校(校長先生)の方針は教育長の思いとも一致する。学校園は、子ども達に変化が激しく予測がつきにくい社会を生き抜く力を養うことが使命で、「生き抜く力」の具体的な中身は、国や県や本市の方針を踏まえて、各学校各教職員が考えてほしいと思っている。

 

実際に子ども達の前に立つ先生が、自分の頭で考え自分の言行で伝えるのが大事と考えるからだ。

 

褒めてさらに伸ばす、自分の成長を実感し自分の成長を楽しむという考え方も素晴らしい。これらのことは生徒だけでなく、先生に対しても当てはまる。先生が楽しく元気でいると生徒も元気になる。

 

授業現場でも、班ごとにチョークをバトン代わりにして英単語をしり取りで黒板に書くシーン、夏休み理科の自由研究テーマ決めの指導で『「自由研究 かんたん」で検索してはいけない、「10円玉ピカピカは見飽きた」』と注意されるシーン、タブレットに自作の問題を出され生徒達が答えると自分の正誤や正当率が瞬時に出て盛り上がるシーン。各シーンを主導される先生方の個性が活き活きと発揮されていた。


 

☆先生と生徒の信頼関係を背景に、生徒達が前向き・主体的に授業に向かっている丹南中学校の授業の様子

丹南1
丹南2
丹杏3
丹南4
丹南5
丹南6