教268 また来てね 今田保育園(教育長ブログR4.7.28)
曲がった急坂の上にある今田保育園。上り口は大変だけれど、上がってしまえば自然に囲まれた絶景の中にある。保育の様子を見て保育室を出ようとすると、子ども達が手を振ってくれ、中には「また来てね」と言ってくれる園児もいて、心がウルっときたじょう。
予定時間より早く着いて入り口付近に立っていると、園児たちが自分たちで育てた野菜を調理室に「これ使って」と持ってきたり、「今日のフルーツは何ですか」と尋ねたりしていた。
この園では入り口付近に調理室があり、迎えに来た保護者も「今日の給食の展示」を見て、給食を話題に話が弾むという。
先生のピアノに合わせて、歩いたり走ったり止まったりする活動では、大勢の訪問者(6人)に緊張したのか、子ども達は始めは大人しめだったが、徐々に盛り上がっていった。
教育長も一緒に参加させてもらったが、目が合うと笑顔を返してくれる子や、教育長の親指サイン(グッジョブ 元気)に応じてくれる子や、より一層元気に走り回る子がいて楽しかった。
中には最後まで恥ずかしそうにしている子や先生に抱かれたままの子もいた。先生は名前を呼んで参加を促したり、お友達に勧めるように言ったりしていたが、参加を無理強いしない姿勢が良いと思った。
今度来た時に(「また来てね」と言われたので再訪する予定)、より多くの子ども達が自分から走り回っているのを見るのが楽しみだ。
砂場で水遊びするクラスでも、子ども達は自分で好きな遊びを選んで、一人であるいは友達と一緒に遊んでいた。ここでも子どもの主体性や協働性が大事にされている。
子ども達の様々な力を伸ばす取り組みが随所にちりばめられているが、何よりも子ども達の「楽しさ」を大事にしているのが嬉しい。これがあれば子ども達は「また明日も来たい」と思って、保育園に来るのを楽しみにしてくれるはずだ。
更新日:2022年07月28日