教269 先輩の熱い思い 篠山鳳鳴高校オープンハイスクール(教育長ブログ R4.8.1)

更新日:2022年08月01日

県立篠山鳳鳴高校の令和4年度第1回のオープンハイスクールが行われ、多くの中学生や保護者が参加した。体育館での学校紹介や模擬授業、部活動見学などがあったが、中でも出身中学校の先輩が後輩の中学生の質問に答える座談会では、先輩高校生が後輩たちへ熱いメッセージを送っていたじょう。

 

体温チェックや手指消毒、換気など新型コロナウイルス感染対策が取られた体育館一杯に中学生と保護者、中学校の先生や丹波篠山市教委関係者(教育長を含む)等が集まった。

 

オープニングでは、デカンショバンドが自分たちで作詞した歌詞も含めて、デカンショ節の生演奏を披露してくれた。

 

校長先生は挨拶で鳳鳴高校の良さを、1学校の雰囲気が良い(素直な生徒が多く、勉強や部活や高校生活に打ち込むいい雰囲気)、2生徒に寄り添う先生が揃っている、3高大連携や地域探究、国際交流など優れた取組の3点を挙げられた。

 

模擬授業では、各教科工夫を凝らして、高校生らしい授業、参加者同士が交流する授業などをされていた。

 

座談会では、十数名の中学生からの質問に、先輩高校生2名(男女)が答えていた。各教室では次のようなやりとりが。

(問)「高校で難しくなる教科は」

(答)「世界史Bはカタカナ用語大量で大変」「数学は一回の授業で進む量が多い。中学校でしっかり基本を理解しておいて」

 

(問)「宿題や課題は多いですか」

(答)「日によって、教科によって違うが多い時もある。今からコツコツ勉強をやる習慣を」

 

(問)「高校で中学と違うところは」

(答)「自分のとりたい科目がとれる(選択科目)。体育では自分がやりたい種目を選べる(テニスなど)」「グループワークが楽しい」

 

(問)「髪型はどれくらい自由ですか」

(答)「髪染めや過度なツーブロックなどはだめだが、中学校より自由度は高いんじゃないか」

 

(先輩から)

「中学校の時の部活を続けてもいいし、高校で新しい部活を選んでもいい。自分は部活を変えたが、先生や仲間に教えてもらって2年生の今ではだいぶレベルが上がってきた」

「自分は同じ部活だが、人数が少ない分、中学校時代よりも先輩との交流が深い」

 

「(鳳鳴高校は)お金を持ってきていいので、部活の帰りにコンビニで食べ物も買えるし、部活の試合の後にみんなで店に入ったりできる。中学より自由度は高い。是非、鳳鳴に来てください」

 

等と、高校生活の様子を後輩たちに分かりやすく伝えたり、高校生活がスムーズに送れるようにアドバイスしたり、何とか自分たちの高校に来てほしいという思いを語ったり、先輩高校生の熱い思いが伝わってきた.

 

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