教271 学びの現場を知る 篠山産業高校オープンハイスクール(教育長ブログ R4.8.3)

更新日:2022年08月03日

県立篠山産業高校の第1回オープンハイスクール第1日目があって(2日にわたって実施される)、その様子を見に行ってきたじょう。産業高校は学科によって学ぶ内容も学ぶ環境(実習室等)も大きく違うので、学びの現場を見て、先輩や先生の話を聞いて、進学後の学校生活を知ることはとても大切。

 

校長先生ははじめに、本校は地域を活性化するスペシャリスト(専門家)を養成する学校で、国家試験や資格取得にも対応した実践的な学びを行っていると分かりやすく話された。

高校に入ったらこういう学びをするのかを直接体験して味わってほしいとも話された。

 

今回実施されたのは、機械工学科・総合ビジネス科・農と食科で、電気建設工学科と農と食科(2回実施)は次の日に実施される。

 

総合ビジネス科では、4人の先輩が学校生活などについて語った。その内容が興味深かったので、最後まで聞き入ってしまった。 主な質問と先輩の答えは次のような感じ。

 

1なぜ総合ビジネス科に進学を決めたのですか?

・5教科以外の勉強をしてみたかったから。

・進学も就職も出来て、自分の進路が広がるから。

 

2篠山産業高校(産高)どんな学校ですか?

・勉強と部活の両立ができる学校。

・先生との距離が近く何でも相談できる。優しい先生が多く何でも教えてくれるし、専門的な技術を学べる。

・生徒間の距離が近く、地域との関りも深い学校。

 

3受験生に対するアドバイスは

・(自分は推薦で受験)面接と小論文だが、面接では高校のことをよく調べておくのが必要で、何回も先生に練習をしてもらった。

・小論文は何回も国語科の先生にチェックしてもらって練習していたら、自然とつながる文章が書けるようになった。

 

4中学生へのメッセージは

・今のうちから家庭学習や定期考査をしっかりやる習慣を。高校に入ったからといって急にはできない。

・急いで受験校を決めなくてもいい。いろんな人に相談してゆっくり決めたらいい。しっかり自分で考えるのが大事。

 

他にもいろんな意見があったが、先輩の実体験を基にした話に説得力があった。中学生には大いに参考になったのではないだろうか。


 

☆実習体験でも先輩が補助しながら、いろんな体験をしていた。この体験から進学先を決めたと話す先輩もいたほど魅力的。

 

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