教273 みんなが輝ける 篠山東雲高校オープンハイスクール(教育長ブログ R4.8.5)

更新日:2022年08月05日

1学年1クラスの小規模の農業単独校である篠山東雲高校のオープンハイスクールの班別実習で、説明を担当した生徒が「ここに来れば(小規模で生徒同士の仲もいいので)みんなが輝けるよ」と言ったが、その言葉に心打たれたじょう。

 

開校式で、校長先生は丹波篠山の特色を生かした地域農業科で、生産・加工・販売の六次産業化を体験することができ、それが多方面な進路に実現している。農場長は、農業は生き物相手の仕事なのでそれなりの難しさはあるが、食糧危機も心配される中、農業は今後ますます大事な産業として注目される等とそれぞれ話された。

 

その後、参加者は3つのグループに分かれて、3つの類型の特色ある授業を体験した。

 

飼育や草花等の「アグリサービス類型」では、パンジー・ビオラの播種を、食品加工や研究等の「フード・インスティテュート類型」ではフォークを使って模様を付けたクッキーづくりを、作物や野菜等の「アグリプロダクト類型」ではトラクター等の試乗を体験した。

 

「アグリプロダクト類型」では最初に生徒達が学校の説明をしたが、その中で「この学校には他の学校にないものが一杯あって、間違いなく楽しいし、いろんな資格も取れる」、「ここに来ればみんなが輝ける」等と話していた。

 

実習の合間には、自分たちが作った野菜を販売したり、スイカが試食できるコーナー等もあって、在校生が元気な声で案内していた。

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