教279 心は伝わったか ALTへ日本文化レクチャー(教育長ブログ R4.8.17)

更新日:2022年08月17日

丹波篠山市の小中学校に、児童・生徒の英語発音や国際理解教育の向上のために配置しているALT(外国語指導助手)の皆さんに、日本文化についてレクチャーした。教育長の下手な英語でどれだけ中身が伝わったかは分からないが、遠い国から日本に来て、数ある自治体の中でも本市にやってきて、市内の子ども達に英語に親しむ機会を与えてくれていることへの感謝の心と歓迎の心は伝わったかと思うじょう。

 

この日は5名のALTが参加した。出身国も米国・南アフリカ・トリニダードトバゴ などいろいろで、滞在歴も数年から数カ月までいろいろだ。

 

冒頭、教育長は「今日集まってくれたこと」や「日頃の授業」「丹波篠山へ来てくれたこと」へのお礼を言った。

 

その後、「今日皆さんに日本文化について話すことができて嬉しい」と言い、今日のテーマの「日本人はなぜシャイ(恥ずかしがり)なのか」「なぜ日本人は自分の意見を言うのをためらう人が多いのか」について、持論の農業・農村文化論から説き起こし、「日本人は目立つことより調和を重んじる国民性があること」を説明した(つもり)。もちろん、これは教育長の個人的な意見であることは強調しておいた。

 

今回ALTに集まってもらったのは、日頃お世話になっているALTに感謝の気持ちを伝え、これからも市内の子ども達をよろしくという気持ちを伝えたかったからだ。

 

日本文化レクチャーのおまけに、かつて勤めていた高校の交換留学生が映った高校紹介映像を見せたが、教育長(当時は校長)の嬉しそうに生徒と関わる映像を見て、「当時と今とどっちがいいですか」と尋ねられたので、しばらく考えた後「オフコース(もちろん)、どちらもいいです」と答えた(と思うのだが)。

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☆今回のレクチャーにはプロジェクター準備等でもお世話になった情報通信技術支援員にも入ってもらったが、彼とも調和のとれた情報交換ができて良かった。