教281 有意義な学び 全県教育委員会研修会(教育長ブログ R4.8.22)

更新日:2022年08月22日

県内全市町組合教育委員会の教育長や教育委員を対象とした研修会が二日間にわたって行われ(今回はリモートで)、教育長が参加した二日目は、「コミュニティ・スクールの推進」をテーマに講演と質疑応答が行われた。今回の学びを今後の本市の教育に活かしていきたいじょう。

1日目のテーマ「学校改革の視点」(すべての子どもたちが3年間を幸せに過ごすために)、「ネット犯罪やネット上のあらゆる危険から子ども達を守るために」も併せて重要な課題ばかりだ。それぞれのテーマを、その分野に豊富な知識と経験をお持ちの講師が講演され、そのお話を受けて参加者がリモートで質問した。

 

「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の推進」では、横浜市を中心に学校と地域の連携協働活動に取り組んでこられた講師が、1なぜ、学校と地域が連携協働が必要か、2どのような仕組みで進めるか、3たとえば、どんな動き(活動)があるのか等について具体的に分かりやすく話してくださった。

 

内容は多岐にわたるので一言では言えないが、主なものとしては、1の目的は、どういう子を育てたいかと言うことを真ん中において、社会総がかりで子どもの成長を支援すること、2の仕組み(役割)は、学校運営に関する基本的な方針を承認したり、運営に関して意見を述べたり、教職員の任用に関して意見を述べることができる(本市ではこの項目は規則に入れていない)こと、3の活動例には、「まちのたからMAP」や中高生がまちづくりに参画する「あおば未来プロジェクト」や第3の居場所づくり「あおばコミュニティ・テラス」等が紹介された(「あおば」は講師の活動拠点横浜市青葉区)。

 

本市では早くから、コミュニティ・スクールが始まり、市内全校に学校運営協議会ができてから6年目を迎える。今後は「どういう子どもを育てたいか」を共有して、自分たちの力で学校や地域を創り上げていく活動にしていきたい。


 

☆講演の途中で、学校運営協議会成否のポイントは「当事者意識を持って関わること」と学んだ教育長は、最後の質疑で勇気を出して手を挙げ質問したが、その中身が「委員の選定を上手くやるにはどうしたらいいですか」ではちょっと迫力不足か。

講演会1
講演会2