教292 いつもと違う 兵庫陶芸美術館内覧会(教育長ブログR4.9.12)

更新日:2022年09月12日

丹波篠山市今田町上立杭にある兵庫陶芸美術館で特別展「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダンエレガンスの美」の内覧会があったので見に行ってきたじょう。

 

いつもは、陶磁器を中心とした展覧会が多い陶芸美術館で、全展示物がガラス作品と言うのは珍しいらしい(係員に聞く)。

 

素材が土(陶磁器)ではなくガラスということで作品の雰囲気はいつもと違うが、芸術性と実用性を兼ね備えた花瓶や容器や装飾品などの美しさという点では共通するところがある。

 

「アール・デコ」というのは、1910年代から30年代にフランスを中心に流行した美術工芸品の様式で単純・直線的なデザインが特徴。

 

ルネ・ラリック(1860-1945)はアール・デコの新時代を切り開いたガラス工芸作家で、ガラスの透明性を活かした新鮮なデザインと鋳型を駆使した独自の製法によって、芸術性と実用性を兼ね備えたガラス作品の量産を行った。

 

以上は、教育長が調べた内容だが、根底には最近の校長会で校長先生方に「決定権を持った人が学び続ける姿勢が必要」と話したので、自分も実践しなければならないという思いがある。

 

こんな裏話を書くのはいつもと違うが、先ずは自分自身が元気に活き活きと仕事や生活や行事に打ち込むことが、周囲の人に触発を与えることもあるので大切だという姿勢は共通している。


 

☆要するに今回の『教育長 今日行くじょう』で伝えたいことは、時にいつもと違うスタイル(展示内容)は新鮮でインパクトはあるが、本質(作品の美しさの鑑賞)は同じように大事ということと、11月27日までの兵庫陶芸美術館特別展、素敵ですよということです。

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