教300 熱い思いで舞台を支えろ ステージオペレーター養成講座(教育長ブログ R4.9.26)

更新日:2022年09月26日

田園交響ホールで実施される事業に対して、舞台・照明・音響のスタッフとして舞台を支え、地域文化の発展に寄与しているステージオペレータクラブ。そのクラブ員になるための、基礎学習や本番実習を約4か月、全17回程度の講習を受けるステージオペレーター養成講座の開講式が行われ、熱い応募動機に心打たれたじょう。

 

ステージオペレータークラブの創設は田園交響ホール建設当時の1988年から。養成講座は約2年に1回開かれ、今回は19期生。現在活動されているクラブ員は会長以下28名で今回の受講生は13名(他に高校生や小学生の聴講生4名も参加)。

 

職員スタッフの指導のもと市民ボランティアが音響・照明・舞台技術スタッフとしてホールの運営を支えるのは丹波篠山スタイルとして全国へ広がったが、近年進むホールの民営化によってクラブの数が減り、田園交響ホールステージオペレータークラブは貴重な存在。

 

次のような今回応募の皆さんの応募動機を聞いていると、心強く、まだまだ良き伝統は次代へつながって行くと感じた。

 

・以前市民ミュージカルに出演した時、クラブ員の皆さんに支えてもらった。今度は支えてもらう側から支える側になりたい。

・高校の時に吹奏楽や演劇で舞台に関わった。またいつか舞台に携わっていきたいとずっと思っていた。

・定年退職して時間ができたので、ずっと前からやりたかったことに挑戦した。今まで客席で楽しんできたが、今度はまた違った形で楽しみたい。

・音楽家だが、もっと専門的な機械をさわれるようになりたい。

・以前ホールを使わせてもらった時、みなさんが活き活きと活動されているのを見て応募した。

・佐渡さんのチケットを買いに来た日が、養成講座受付の締め切り日だった。もともと舞台に興味があったし、(宿命を感じて)。

・市民ミュージカルを観て、気になっていた。

・いつもは出演者側だが、いつも支えてくださっている方々に恩返しがしたいと思った。・・・


 

☆熱い思いで応募して来てくれた皆さん、これからの学習・実習、その後のクラブ員としての業務、どれも大変だと思うけど、創造の場に関われる素晴らしさと、自身も遊ぶ気持ちを忘れず躍動してください。

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