教302 普段着の学校を見てもらう 篠山鳳鳴高校第3回オープン・ハイスクール(教育長ブログ R4.9.28)
県立篠山鳳鳴高等学校令和4年度第3回オープン・ハイスクールがあり、市内高校の実態把握のため参加した。今回は普段の授業の様子を見てもらう「授業見学」がメイン。部活動見学も新人戦に出かけている部活があったり、雨でグランドが使えず別のメニューだったりと、本当に普段着の学校の様子が見られたじょう。
ICTメディア教室で学校説明などの全体会の後、中学生や保護者は自由に6時間目の授業を見学した。これまでのオープン・ハイスクールでは、中学生が高校の授業を体験する言わば特別な授業だったが、今回は高校生が通常の授業を受けている様子を見てもらうものだった。
内容は中学生(教育長含む)には難しいものもあったが、真剣さが伝わるものや楽しさが伝わるもの(体育の縄跳びの授業など)等普段の授業の様子はよくわかったのではないか。
最初の全体会で教頭先生が進路指導について説明した後、鳳鳴生がよく伸びる理由として、・探究などの主体的な学び ・海外研修や海外との交流などのグローバルな学び ・地域の人との交流や職業人インタビューなどのキャリアに関する学び等とともに、・学びの環境(渡り廊下の学習机等)や普段の授業の充実を挙げられていたが、その一端が感じられたのではないだろうか。
教育長は、「論理・表現1」の授業でALTが教科書を読んでいたのでさすが高校では社会の教科書も英語でやるのかと感心していたら、「論理・表現」というのはこの春からできた新しい英語の科目で「倫理」(社会科の科目)とは違うものだと教えてもらった。
熱心に授業の様子を見る中学生の様子を見ていたら、中学女子生徒達が教育長を高校の職員と間違えたのか、「トイレはどこですか」と聞くので、昔(40数年前の生徒)の感覚で「あっちです」と教えたが、その後それは改修が済んでいないトイレだったことに気づき、古いトイレで高校の印象を悪くしたら大変と、鳳鳴の先生に頼んでその女生徒たちを最新のトイレに案内し直してもらった。中学生の皆さん、高校の先生、ご迷惑をおかけしました。
ともかく、前回2回とは違う普段着の様子を見てもらい、「夢の実現をサポートする高校を体感してもらおう」という意欲が感じられる第3回オープン・ハイスクールだった。
鳳鳴高校第3回オープンハイスクール全体会の様子
進路指導や鳳鳴生が伸びる理由について説明する教頭先生
授業見学する中学生&保護者
授業見学する中学生&保護者その2
授業見学される鳳鳴高校の普段の授業
体育の授業を見学する中学生
☆体育の授業を見学する中学生を見学する教育長
更新日:2022年09月28日