教303 可能性を感じる戦いぶり 篠山産業高校野球部(教育長ブログ R4.9.29)

更新日:2022年09月29日

令和4年秋季兵庫県高等学校野球大会3回戦に出場する県立篠山産業高校を応援に明石球場へ行った。対戦相手の強豪校育英高校に一歩も引けを取らない戦いぶりに、篠山産業高校野球部の可能性を強く感じたじょう。

 

丹波篠山市では、10月1日より高校球界の名将長澤宏行さんを市スポーツ振興官として任命し、県立篠山産業高校を中心に市内のスポーツ振興につなげようとしている。

 

篠山産業高校野球部の活躍を起爆剤として、市内全体のスポーツ(中でも野球やソフトボール)の活性化を図ろうというものだ。

その篠山産業高校野球部が県秋季大会で予選を突破して本選に出場し、2回戦からの出場で勝利して3回戦に進出したというので、今後の為にも是非応援したいと明石球場に駆け付けた。

 

勝てばベスト8という試合だが、対戦相手はこれまで甲子園で優勝や準優勝の経験もある伝統的強豪校の育英高校。結果的にはその育英高校相手に2対4の接戦で、ヒット数は9対7で相手を上回るという大健闘。今後の活躍が十分に期待できる内容だった。

 

先攻で1回表からヒット、得点はならなかったが、先発の本田投手は打たせて取るピッチングで相手を0点に抑える。

 

2回表に又ヒット(得点はなし)、2回裏の相手の攻撃ではファーボールやデッドボールの連続で満塁となったが、何とか打ち取りここまで0対0。

 

3回の攻撃ではマスクを脱いでキャッチャーフライを追いかけた相手キャッチャーが戻ってきたときに、産高選手はマスクを手で拭いて渡していた。その礼儀正しさに、さらなる可能性も感じた。

 

6回の攻撃では、先頭打者がデッドボールで出塁した後、ファーボール、バントで1アウト2・3塁、相手ピッチャーの交代の後のバントヒットで1点。その後もお互いにファーボールやヒット、ピッチャー交代など手に汗握る展開。9回表もヒットで出塁したが、後続が続かず、結局この回無得点で試合終了となった。

 

篠山産業高校は負けはしたが、ハツラツとしたプレーと礼儀正しい態度で、今後ここに長澤監督の指導が加われば、さらに一層躍進の可能性が高まるものとワクワクしてきた。

教育長も久しぶりに高校野球の試合を堪能。やっぱり青春っていいですね。今後の丹波篠山の野球(だけでないスポーツ全体)が楽しみです。

篠山産業高校対育英のプレイボール

篠山産業高校対育英のプレイボール

篠山産業高校の攻撃

篠山産業高校の攻撃

ピンチに選手がマウンドに駆け寄る

ピンチに選手がマウンドに駆け寄る

試合終了後のベンチへの礼

試合終了後のベンチへの礼

3塁側ベンチから熱い思いを送る教育長

☆3塁側ベンチから熱い思いを送る教育長

ワクワクするいい試合を見せてもらいました。次が楽しみです。