教532 芸術の秋 篠山東中キン・コン・カン・コンサート(教育長ブログR5.10.13)
『丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば』の様々なコンサートの一つ『キン(近くで)・コン(コンサートを)・カン(鑑賞)・コンサート』が丹波篠山市立篠山東中学校で開かれた。秋の気配を感じる景色が窓から見える会場で、秋の風を感じながら聴く歌声や楽器の調べに、正に「芸術の秋」を体感したじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
今回のコンサートは、中学校の文化祭を前にその機運を高めたいという校長の思いを学校運営協議会が受けて計画された。
出演者は、テノール 畑儀文さん、打楽器 安永早絵子さん、ピアノ城村奈都子さんだったが、飛び入りで教員や生徒たちも参加して盛り上がった。
最初は、学校の打楽器(マリンバ等)を使って、安永さんが音色の違いや演奏法等について実演・解説され、生徒や教員の演奏体験もあった。
後半はテノール歌手の畑さんが、シューベルト等の楽曲や日本の曲等を、城村さんのピアノ伴奏で伸びと艶のある歌声を聞かせてくれた。『魔王』の歌詞の意味が分かるセリフ劇もあり、意味が分かってさらに歌の世界に引き込まれた。
その後子どもたちが文化祭で歌う歌の指導もあり、最後は篠山東中学校校歌の作曲者である畑さんの指揮で、全員での大合唱となった。子どもたちも、教員も、地域の方も、急に参加させてもらった教育長も存分に芸術の秋を満喫できた、大満足の秋の一日だった。
この体験が生徒たちの豊かな心の育成につながるのは間違いない。
更新日:2023年10月13日