教537 各市の取組を参考に 兵庫県都市教育長会議(教育長ブログR5.10.23)

更新日:2023年10月23日

『令和5年度第2回兵庫県都市教育長協議会』が南あわじ市で行われ出席した。事前に各市からあがってきたテーマの中から、3つの議題を取り上げ協議した。各市の取組を参考に、本市にも活かせるものがないか検討したいじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

兵庫県都市教育長協議会には、県内28市の教育長が参加する。会場市は持ち回りで行い、丹波篠山市も昨年の5月に担当した。

 

今回のテーマ(議題)は、1部活動の地域移行に関する各市の取組状況について、2特別な配慮を要する児童生徒等の支援の状況及び支援員の適正な配置について、3よりよい地域と学校の連携・協働について(コミュニティ・スクールの推進)だ。

 

どれも重要なテーマで、各市の取組はとても参考になる。会議の進め方は、先ずそのテーマを提案した市から提案趣旨の説明があり、事前に当番市から指名された各テーマ二つの市が発表して、その後に手を挙げての自由発言となる。

 

丹波篠山市も事前にテーマ2つ目の特別支援上の充実について、発表を依頼された。真面目な議論の場なので、教育長もいつもの盛り上げエールは控えて、本市の特別支援教育に関する取組状況や特別支援教育に関する熱い思いを話した。県費の通級指導を担当する学校生活支援員の他に、市費で子どもたちの学習支援をする学校運営フォローアップ講師や生活支援をする特別支援教育支援員もたくさん配置していると訴えたが、本市よりも多くの人数を配置している市もあった。

 

テーマ1の中学校部活動については発表はしなかったが、本市では市費で部活動推進員や部活動支援員を配置し、部活動環境の整備と教職員の負担軽減を図っていると考えているが、他市では令和8年には休日の部活動は学校は担当しませんと宣言して、部活動の地域移行を強力に進めようとしているところもあった。地域移行の受け皿となる地域スポーツクラブの状況等地域によって状況は異なるので一概にはいえないが、本市においても子どもたちの部活動環境の維持・改善に向けてより一層取り組んでいかなければならない。

 

テーマ3のコミュニティ・スクールの推進については、本市ではこれまでから地域の協力もあって取組は非常に進んでいる。今後さらに幼稚園・こども園への拡大も含めて先進的な取組を進め、他市の参考になるような取り組みを進めて行きたい。

都市教育長会議1
都市教育長会議2

この記事に関するお問い合わせ先

教育総務課


〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(第2庁舎 3階)

電話番号:079-552-5709


メールフォームによるお問い合わせ