教541 組織がうまく機能するために 学校事務職員研修(教育長ブログR5.10.30)

更新日:2023年10月30日

令和5年度丹波地区小中特別支援学校事務研究協議会が行われ、丹波市・丹波篠篠山市内に勤める学校事務職員が山南住民センターに集まった。開会行事の後、「振り回されずに生きやすくなる選択理論心理学入門」というタイトルでコーチング講師の澤田正さんの講演を受け、自分自身の人間関係の悩みを解消するヒントを得ると共に、後の分散会では『組織がうまく機能するために学校事務職員にできること』について話し合いが行われたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

予測困難な変化の激しい社会を迎え、教師が授業で子どもたちにつけたい力や授業のあり方も変わってきているが、学校事務職員も日々の目まぐるしい変化(制度変更)の中で、総務や財務に関わる行政職員としての役割や職責も大きくなっている。

 

そんな中で、事務職員が学校内、保護者・地域、関係機関との人間関係での悩みや課題は増えているのではないか。今回、コーチングの講師から、周りに振り回されずに生きやすくなる心理学について学ぶことはとても良いテーマだったと思う。

 

教育長も開会行事でいつもの「丹波市、丹波篠山市の学校事務盛り上げていくぞー」「オー」の教育長エールを選択した後、一緒に講演を受けた。かつて冒険教育指導をしていたころに、「人がコントロールできるのは未来と自分の行動だけである」(過去と他人(相手)はコントロールできない)という選択理論を学んで、自分の生き方、教育観に大きな影響を受けた。

 

今回はさらに体系的な講演で、「自分が変われば、相手も人間関係も未来も変わる(可能性がある)」「自分(教師・事務職員・カウンセラー等)は相手に情報(感化・触発―教育長自説)を与えることで、相手が変わる手助けもできる」という大事なポイントを再確認できた。事務職員の多くもうなずきながら聴いていた。


 

今回の学びを活かして、相手や状況を変えることに振り回されず、自分をより良い方向に変える選択(行為・思考)をして、より幸せを感じる自分にしていってほしい。そのことが相手(職場)をよりよく変えていくことにつながる(可能性がある)。

事務研修会1
事務研修会2
事務研修会3
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