教546 給食のパワー 給食試食（教育長ブログR5.11.9）

丹波篠山市の学校給食は、味付けや献立は学校給食甲子園でグランプリや入賞するほど美味しいし、お米は全量環境に配慮して栽培した「農都のめぐみ米」を使用し、他の食材も地元産や有機栽培のものをできるだけ使用した優れもの。教育長も機会あるごとに試食させてもらうが、本当に美味しいじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使っています）。

テレビでも取り上げてもらったこともある丹波篠山市の学校給食。今回は「世界の味めぐり」のフランス料理編。メニューは「パン・牛乳、黒豆のポタージュ、とり肉のプロヴァンサル～トマトソースを添えて～、じゃがいものリヨン風、豆乳プリン」

今回のメニューは地元でフランス料理店を営む堀江シェフとコラボした「コラボ給食」。堀江さんは地元出身で、調理師専門学校を卒業後、箱根やフランス各地でフランス料理を習得してこられた。コラボ給食の日も朝から給食センターで調理の指導をしてくださり、「じゃがいもは少しかために」等とアドバイスを頂いた。

子どもたちは食べる前からポタージュを前に、「めっちゃ黒豆のにおいがする」等と話していた。もちろん黒豆は丹波篠山産。黒豆のポタージュもとり肉のソテーも少し硬めのジャガイモも凄くおいしかったが、一緒に食べた少し細めの米粉パンも粘りと甘みがあって美味しかった。

こんな給食を頂いていることもあって、本市の子どもたちは元気いっぱい。今回試食させてもらった岡野小学校の様子を給食前に見て回ったが、どの学年も元気で授業を受けているし、廊下に貼ってあった『みんなの夢を応援しよう』の張り紙にも、「サッカー選手になりたい」「カメラマンになります」「ケーキ屋さんを開きたい」等の具体的で意欲あふれる夢がいっぱいあふれていた。

自分の食べた食器の後片付けを指導してくれた校長先生のお皿もお椀もピッカピカ。「どうしてこんなにきれいなんですか」と尋ねると、「パンで拭きました」。パワーだけでなくマナーも身に付けられています。