教550 タイムスリップ 篠山城戦国祭(教育長ブログR5.11.15)
第14回丹波篠山城戦国祭が篠山城大書院で行われ、篠山城内(城外も)に甲冑・時代装束をまとった「甲冑隊」が登場。手作り甲冑や打掛を着て、武将・お姫様になりきって撮影するコーナーもあり、篠山城内は戦国時代へタイムスリップしていたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
大書院に向かって歩いていると、女忍者に扮したスタッフが戦国祭のチラシをくれ、篠山城門では、殿様や戦国武将に扮した顔見知りの皆さんが迎えてくれた。
篠山城大書院に入ると、何やら外から笛や太鼓の音が聞こえる。窓から覗いてみると、伝統芸能『石見神楽』を「篠山神楽社中」が演じられていた。
豪華な衣装や激しい演奏に魅かれて見ていると、スサノオノミコトが大蛇を退治する話のよう。2匹の大蛇の激しい動きや剣を振りかざしたスサノオノミコトとの激闘に目を奪われた。一緒に観ていた観光客の方とも「迫力ありますね」「2匹の蛇はどちらが強いんでしょう」とか話が弾み、最後にスサノオノミコトが大蛇の首を討ちとるシーンでは一緒に大きな拍手をした。
篠山城内には他にも、戦国武将の甲冑がずらりと展示されていたり、甲冑・打掛・忍者等の着付体験があったり、その衣装で屋外の特撮ステージや普段は立ち入ることのできない上段の間での特別撮影会があったり、家紋鑑定があったり、篠山城内は現在から過去(戦国時代だけでなく)へタイムスリップしていた。
教育長も衣装は着けなかったが、気持ちは異世界へタイムスリップ。時には日常の世界を抜け出し、別の世界(角度)から現在を振り返るのも必要な体験かも。
更新日:2023年11月15日