教554 まちの魅力を再確認 丹波篠山市記念イベント(教育長ブログR5.11.21)

更新日:2023年11月21日

11月18日は住民投票で市名変更というまちの重要な方向性を決定した記念すべき日ということで、「丹波篠山市民の日」と定めています。今年の市民の日には、丹波篠山市民センター1階ロビーで市民団体による演奏と『まちの魅力を「勝手に」徹底比較』という記念イベントが行われ、改めて丹波篠山市の魅力を確認することができたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

第一部の特別ステージでは、沖縄の伝統芸能であるエイサーチームの『うりずん』の演奏と踊り、地元吹奏楽団の『プリマベーラ』の演奏、市内中学生の丸山響生さんの『武術太極拳』の演武、女声合唱団『コーラス・レヴ―ル』の合唱やパーフォーマンスが大勢の観客を魅了した。以前に市長訪問で会ったことがある丸山さんには、演武前に激励することができた。

 

第2部の「まちの魅力を徹底比較!丹波篠山市VS県内強豪市町」では、まちの魅力に関わる7つのテーマについて、他の市町と丹波篠山市の状況を紹介し、それぞれの市町の素晴らしい魅力を伝える中で、丹波篠山市の取組や魅力を伝えるという企画が行われた。

 

7つのテーマごとに対戦する相手は、そのテーマで県内随一の取組を行っている市町を選び、前宝塚市長の中川智子さんが各市町の代表のつもりでその取組や魅力を語られた。それに対して丹波篠山市は酒井隆明市長を中心に各テーマごとの代表者が応援弁士となって登場し、本市の取組や魅力を熱く語り、それを審判長の黄門ちゃま(小山辰彦さん)が裁定するという面白い試み。対決はあくまでも自己のPRに努めるようにして、相手方の批判は厳禁というルールも良かった。

 

7つのテーマも本市が力を入れて取り組んでいるものであり、相手方もそのテーマで定評がある強豪市町が選ばれて、テーマと対戦相手の市町は次の通り。

 

1「おいしいお米対決」では、本市の『農都のめぐみ米』に対して『コウノトリ米』を持つ豊岡市、2「城下町対決」では、『篠山城跡』を中心に無電柱化もあり大勢の観光客で賑う丹波篠山市の城下町に対して、世界遺産『姫路城』がある姫路市、3「まちなみ・景観対決」では、県下初の市独自の屋外広告物条例や農村部での屋外広告物規制誘導に取り組む本市に対して、日本一厳しいといわれる屋外広告物条例を持つ芦屋市、4「観光資源対決」では、黒大豆や丹波栗などの『食』や丹波焼・デカンショ祭などの『歴史・文化』他多くの観光資源を持つ本市に対して、ハモ・とらふぐなどの『食』やスイセン・うずしおなどの『自然』等の観光資源が豊富な淡路三市、5「ホタルの里対決」では、ほたるを含めた生きものがすみやすい川づくり・水路づくりに取り組む本市に対して、『ほたる保護条例』を持つ佐用町、6「子育て施策対決」では、『ふた葉プロジェクト』や『My助産師制度』等に取り組む本市に対して、『第2子以降の保育料の完全無料化』等子育て支援で有名な明石市、7「市民主役のまち対決」では、市名変更の住民投票では約70%という高い投票率があり、常に市民のための施策・市役所づくり・まちづくりを進める本市に対して、同じく市民主役のまちづくりを進められた宝塚市。

 

実に見ごたえ、聞きごたえのある対決で、まちづくりの大事な視点や本市の魅力を改めて知ることができた。特に相手市長・町長役をつとめてくださった中川さんが、相手の取組をアピールしながらも本市の魅力や施策を行う上での大事な点についても言及頂いたことが心に残った(例えば、「本市に来て美しい景観に触れるとホッとする」「子育て支援は自治体によって異なるのではなく、全国一律で子育てしやすい環境をつくるべきだ」等)。


 

学びの多い、『まちの魅力を「勝手に」徹底比較』だった。最後の対決判定が、「引き分け」というのも奥深い。県下各地の自治体と切磋琢磨しながら、魅力的なまちづくりや教育づくりを今後も進めて行かなければならない。

市民の日1
市民の日2
市民の日3
市民の日4
市民の日5
市民の日6

この記事に関するお問い合わせ先

教育総務課


〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(第2庁舎 3階)

電話番号:079-552-5709


メールフォームによるお問い合わせ