教556 地域と共に 福住祭（教育長ブログR5.11.24）

県立篠山東雲高校が地域と共に開催する文化祭「福住祭」が行われた。しばらく新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、学校独自で規模を縮小して実施されていたが、今年度は久しぶりに従来の形での開催となった。かつて篠山東雲高校の校長をしていた教育長にはよく分かるのだが、普段から地域に支えられ一緒に活動をすることも多い篠山東雲高校にとって、地域と一緒にやる文化祭「福住祭」はとても似合っているじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使っています）。

篠山東雲高校と地域の関係は深く、いろんな機会・行事に生徒が地域に出かけて行き、地域の方も学校の活動に協力していただく。まさに地域と共にある学校であり、校訓も「知暁を培い（ものの道理などを良く知る） 郷土を慈しみ 地域繁栄を志す」。今回の「福住祭」のテーマも「繋（つなぐ）～輝け青春festival 地域と共に！～」。

体育館での開会行事にも在校生、保護者、卒業生に加えて、地域の方も参加されていた。展示でも、自然科学部生物班の「しののめ水族館」や「農業と環境」「草花作品展示」等の生徒作品の他に、地域展示のコーナーがあり地域の方が写真や手芸・書道作品を出展されている。

他にも運動場では地域の人が大勢参加するグランドゴルフが行われ、実習棟前では農作物・加工品の販売が行われたり、たき認定こども園や多紀小学校・篠山養護学校の子どもの作品展示があったり、吹奏楽部と地域の楽団「プリマベーラ」との合同演奏があったりと、地域と共にある篠山東雲高等学校を象徴する「福住祭」だった。

開会式でやった教育長の「私の大好きな篠山東雲高校みんなで盛り上げていくぞー」「オー」のエールに答えてくれる生徒たちの素直さは変わっておらずに嬉しかったが、このエールに「地元福住も（盛り上げていくぞー）」という言葉を入れられなかったことが反省された。地元の皆さん、すみませんでした。これからも、篠山東雲高校をよろしくお願いします。