教564 子どもの力すごい ふるさとPR奨励金(教育長ブログR5.12.6)

更新日:2023年12月06日

丹波篠山ふるさとPR奨励金贈呈式が市役所応接室であった。今回の受賞者は空手道の全国大会に出場する小学校1年生の吉田守禮(しゅらい)さん。教育長は、贈呈式の最後に激励の言葉を送る際、空手経験者の余裕を見せて、「あなたの技がどれぐらいか見たいので、私のお腹に突きを入れてごらん」とお腹を出したら、ものすごく強烈な中段突きをもらった。子どもの力はすごい、あなどってはいけないというのを改めて肝に銘じたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

味間小学校1年生の吉田さんは、3歳の頃から丹波市の高橋道場で空手を習っていて、これまでも全国大会等で優秀な成績を納めている。今回は9月に大阪府門真市で開催された「超華激輝杯空手道選手権大会」(選抜大会)で優勝し、12月17日に愛知県で行われる第11回全日本ジュニアチャンピオンシップ空手道選手権大会に出場するので、奨励金の受賞となった。

 

今でも週に3回は丹波市の高橋道場で、週1回は丹波篠山市民センターで練習している。試合は緊張するけど楽しいと話していた。今回の全国大会も「小学1年生男子」の部で優勝が目標だという。

 

教育長は大学から空手道を始めたが、卒業後も赴任先の高校の空手道部の顧問として生徒と一緒に練習していた。一般の試合に出たら国体に出場することができて、何と国体では重量級でベスト8という成績を納めることができた。

 

学校管理職になってからは、いろんな機会(始業式や入学式等)に空手の型や技を見せて、それにまつわる話(「一つのことに打ち込むとすごいことができるようになる」)をするぐらいで、練習はほとんどしていないが、そうはいっても昔の経験があるから小学校1年生の突きぐらい大したことはないだろうという思いがあったのは確か。

 

それが実際に吉田さんの突きを受けてみて、その速さと強さに驚いた。腹筋を緊張させて何とか突きを受けとめたが、限界に近かった。これ以上の衝撃を受けることはもはや無理。今後は小学2年生以上とは戦わないようにしようと決意した。


 

吉田さんはフルコンタクト(実際に当てる)空手をやっていて、お腹はもちろん顔面を蹴るのもありだという。吉田さんの得意技「左上段まわし蹴り」を催促しないで良かった。ともかく、全国大会では、この強烈な突きと華麗な蹴りで、念願の優勝を飾ってほしい。吉田さんならきっとできる、彼の中段突きの威力を身をもって体感した教育長は信じている。楽しんで戦ってきてほしい。

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