教566 いろんなものが気になる 森のようちえん(教育長ブログR5.12.8)

更新日:2023年12月08日

今年も子どもたちが自然の中で遊び、さまざまな体験を通して好奇心を育むとともに、互いに刺激し合いながら社会性を身につける「たんばささやま森のようちえん」が行われている。令和5年度は年間5回のプログラムが予定されていて、教育長はその4回目に参加した。

参加した2歳から3歳の子どもたちは、自分が気になる、森の中のふしぎ(土や草木の感触やにおい、葉っぱを揺らす風の音や葉っぱを踏み鳴らす音、どんぐり…)に、ワクワク、ドキドキ。それぞれのやり方で自然と触れ合っていたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
 

 

今年度の森のようちえんは、対象を概ね2歳6カ月から就学前の子どもと保護者へと拡大した。そのためか、小さい子どもたち(2歳児)が多かったように思う。そして、この年齢の子どもたちの好奇心の強さに驚いた。

 

今回のテーマ『リンリン森のクリスマス音楽会』で使う楽器づくりの材料(木片や木の実等)を集めに森(会場は「ささやまの森公園」)へ出かけたが、リーダーの「ほねっこ」(森のようちえん指導者)の説明を聞く子もいれば、自分のペースで自分が興味のある場所(森の坂道、水辺、水車、「どこでもドア」等)へ行く子、自分が関心のあるもの(葉っぱや木の実等)を夢中で拾う子等、自由闊達。

 

小学校でよく見る校外学習や校外実習の様子とは、また違う。自分の関心を、自分のペースで楽しむ。この時期に必要なことだろう。それぞれの子どもに、それぞれの保護者がついているのでできる(リーダーの「ほねっこ」に「あいちゃん」、子育てふれあいセンターのスタッフも安全確認を常にしている)、この自然の中で自分の興味があることに夢中になる姿は、見ていてこちらも楽しくなる。


 

拾ってきた材料で、クリスマス楽器をつくり始めたところで帰らなければならなくなった教育長のあいさつより、楽器作りに夢中になる子どもたち。正直な反応だ。これからも、子どもたちの多様な関心を伸ばす、保育・教育活動を大事にしていきたい。

森のようちえん1
森の幼稚園2
森の幼稚園3
森の幼稚園4
森の幼稚園5
森の幼稚園6
森の幼稚園7
森の幼稚園9
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