教568 誰もが輝いて生きる 人権・同和教育研究大会(教育長ブログR5.12.12)

更新日:2023年12月12日

第25回丹波篠山市人権・同和教育研究大会と人権フェスタが丹波篠山市立田園交響ホールで行われた。人権フェスタでは、開会行事の他、あいさつポスター・人権作文の表彰や受賞作文の発表等が行われた。「誰もが自他の人権を尊重し、自分らしく生きることができるまちづくり」をテーマにした研究大会では、部落解放・人権研究所理事の坂田かおりさんが『誰もが輝いて生きるために』という演題で、親しみやすく時に熱く語られたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
 

 

あいさつ運動啓発ポスターの表彰では、小学1~3年生の部最優秀賞の小学校一年山田柊人(しゅうと)さんの、舞台上での嬉しそうで楽しそうな仕草が、元気で楽しい絵とマッチしていて心に残った。

 

中学生人権作文コンテストでは、大会パンフレットに載っていた、礒貝菜七子(ななこ)さんの、『自分の老い方』の中の「…今のうちにしておくこと…自分の得意なことや好きなことを続けておくこと…社会の変化についていくこと…一番大切なことは、周りの人を大切にすること」という箇所が、今の自分にも当てはまって参考になった。

 

基調講演の坂田かおりさんのお話は、部落問題に関わる話を明るく楽しく、時にまじめに熱く語られたのが印象的だった。(幸せに生きるためには、活き活きさや楽しさが欠かせないので)人権・同和教育のイメージを変えていかなければならないという思いを体現されていた。

 

「子どもたちには自分自身を好きになって、輝いて生きてほしい。みんなの命は、どこに生まれたか、障がいがあるかないか、男か女か等に関係なく、すべて幸せになるために生まれてきた命。部落差別だけでなく、あらゆる差別をしない子(人)になってほしい」というメッセージが心に響いた。

 

中でも、小中学校や高校での人権学習の大切さを、改めて考えさせられた。今後、丹波篠山市においても、しっかりと取り組んでいかなければならない。


 

本当に、坂田さんのお話は流れるようによどみなく、あっという間に時間は過ぎたが、「話の展開は会場の反応を見ながら変えていくので、事前のレジメはあてにしないでください」と言われたのは、謝辞担当の教育長としてはちょっと困った。

人権フェスタ1
人権フェスタ2
人権フェスタ3
人権フェスタ4

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