教569 まちづくりを熱く 市長の学校訪問(教育長ブログR5.12.13)

更新日:2023年12月13日

丹波篠山市の市長は、毎年「市長の学校訪問」として、ほぼ全ての小中特別支援学校を訪問して、市政やまちづくりについて授業をしている。教育長も時々様子を見に行くが(教育委員会職員は毎回同席します)、今回の丹波篠山市立西紀中学校でも、市長はまちづくりを熱く語り、生徒たちは熱心に授業を受けていたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
 

 

小学校の学校訪問では、丹波篠山市のマスコットキャラクター「まるいの」「まめりん」が登場し、一緒にデカンショ踊りを踊るシーンもあるが、中学校では社会科公民的分野の教科書の内容と絡めながら、地方自治の仕組みや市政、丹波篠山市のまちづくりについて語った。

 

市長と議会の関係では、信頼関係が大事と話し、平成の大合併第1号として4町が合併して誕生した本市(当時の市名は篠山市)だが、ごみ処理場や水道、火葬場などの他にも、市民センターや図書館など市民生活に必要なインフラ整備に多額の費用を使ったために、お金が不足し、篠山再生計画をつくって歳出を切り詰め財政の立て直しに努めていること。かなり改善はしたが、まだまだ財政は厳しく油断はできず、「お金は大事に使っていかなければならない」と話した。

 

5年前には住民投票で市名を丹波篠山市に変更して、認知度や好感度があがったこと、丹波の森宣言(1988年)にある「人と自然と文化が共生するまちづくり」を目指して農・景観・文化等を大事にするまちづくりを進めていること、特に「まちづくりは、市長と市役所だけではできない。住民も役割を担い社会参画して、みんなでやっていくことが大事」ということを強調した。

 

最近はまちづくりもかなり進んできて、丹波篠山市のイメージは「山奥」から「おしゃれなまち」へと変化し、観光客や移住者も増えてきている。「若い人が定着するまちづくり」へ、みんなの力を貸してほしいと訴えた。


 

教育長がしゃべりたそうにしているのを察知してか、「教育長も何か一言」と言われたので、

「西紀中学校の皆さん、まじめに真剣に市長の話を聞いてくれてありがとう。みなさんが、西紀スポーツ祭でボランティアとして多くの人が参加してくれたのを知っています。これからも意欲を持って、自分の人生、西紀地区、丹波篠山市を盛り上げていきましょう」「オー」をやらせてもらった。充実した学校訪問だった。

市長の学校訪問1
市長の学校訪問2
市長の学校訪問3
市長の学校訪問4
市長の学校訪問5

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