教576 幅広い学び 篠山産業高校献血セミナー（教育長ブログR5.12.22）

兵庫県立篠山産業高校1年生を対象に、篠山ライオンズクラブが企画した「献血セミナー」が行われた。最初のあいさつで学年主任の先生が「期末考査が終わった学期末にいろんなセミナーや講座を入れているが、これはみんなに学校の授業以外にも大切な学びがいっぱいあることを知ってもらうため。今日の献血セミナーでもしっかり学んで、人のためになる活動を実践していこう」と呼びかけられたじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使っています）。

司会進行は篠山ライオンズクラブのメンバーが務められ、献血の制度や意義については日本赤十字社の方がDVDなどを使いながら説明された。

献血は病気の治療や手術等で輸血を必要としている患者さんの命を救い笑顔を届ける制度で、人と人との助け合いとして、私にもできること、私にしかできない献血に是非協力してほしい。

一日当たり約14,000人の献血が必要だが、少子高齢化や若い人の献血者減少で厳しい状況にある。献血には全血献血の他にも成分献血等もあり、自分の健康状態が分かるメリットもあるので、まず献血会場に足を運んでほしい等と説明があった。

生徒たちは熱心に聞いて、「自分の血液型は何ですか」等の質問には積極的に手を挙げてこたえていた。

教育長は終わりのあいさつで、「この間の丹波篠山市の中学校2年生に対する高校の説明会「夢プラン」では、産校の2年生は『製造業に勤めて人の役に立ちたい』と話していた。社会貢献活動も多くしている産高の（人の役に立つという）スピリットを発揮して、献血をはじめさまざまな人のためになる活動盛り上げていってください」「オー」のあいさつを行ったが、冒頭の学年主任の言葉通り、幅広い学びと学んだことを自他のために活かす心を養い、大きく成長していってほしい。