教591 白熱の稽古 丹波篠山市民ミュージカル(教育長ブログR6.1.22)

更新日:2024年01月22日

2月11日・12日に本番を迎える「丹波篠山市民ミュージカル」の稽古が佳境に入っている。本番3週間前の稽古を覗いた教育長は、出演者・スタッフ一丸となって白熱した練習に励む姿に心を打たれたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

  丹波篠山市民ミュージカルは、市民で創り上げるミュージカルとして2001年からはじまり、ほぼ2年に1回の上演で、今回で11回目を迎える。

 

今回の上演の『ノートルダム=ダム・ド・パリ』は、15世紀のパリを舞台に、流浪の踊り子をめぐってノートル=ダム大聖堂の鐘つき男や様々な登場人物の思いが交錯する大作。

 

今回の出演者は、6歳から70歳代まで総勢71人。昨年夏のオーディションからこれまで約半年間にわたって、踊りや歌唱・演技等の稽古に励んできた。

 

練習の合間に話を聞いた小学生は、「この頃は週3回から週4回の練習をがんばっています。精一杯がんばりますので、ぜひ見に来てください」と話していた。写真を撮ってもいいかと聞くと、一人は良いですとポーズをとってくれ、もう一人は変顔で「写真撮るときは、いつもこうです」と言い、もう一人は「写真はNG」ですと笑顔で話してくれた。それぞれの思いをはっきり言うことができる。これも練習の成果か。

 

いずれにしても、仲間との一体感や、自分の役割をしっかりと果たす責任感、人に喜びや感動を与えたいという利他心、演出や脚本、大道具や衣装、舞台・音響・照明等のボランティアスタッフへの感謝、やり遂げた後の達成感等、多くの気づきや学びを得るのは間違いない。

 

この日の練習でも、演出の松本先生の指導の下、「44ページのセリフから行きます」「ムチ打ちの場面に出てる人は全員ステージへ」「水を渡すとこで音楽入れるわ」「みんな大声で叫んで、もっと大きな声で」等、白熱したけいこが続いていた。


 

舞台での練習を見た後、別の部屋で衣装づくりをされているスタッフの様子も見させてもらったが、ものすごい数と種類の衣装だった。多くの市民の力を結集して創り上げるミュージカル。本番のステージが楽しみだ。皆さんも素晴らしいものになるのは間違いない今回の舞台をぜひ見に来てください。教育長としては、がんばっている出演者やスタッフへの激励、一人でも多く方にこのミュージカルを観てもらえるように呼び掛けるとともに、公演後の拍手・喝采にも全力を尽くしたい。

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