教595 日本人も外国人も楽しく学校に 外国人児童生徒支援(教育長ブログR6.1.26)

更新日:2024年01月26日

令和5年度第2回帰国・外国人児童生徒支援連絡協議会が丹波篠山市民センターであって、市内の帰国・外国人児童生徒が在籍する(または来年度在籍予定の)小・中・特別支援学校の担当教員や個別の日本語指導・母語通訳・翻訳支援等を委託している篠山国際理解センターのスタッフ等が研修や情報交換を行った。その中で語られた、「日本人であっても外国人であっても、子どもたちが楽しく学校に来て、学び生活できる環境を作る」という言葉が心に残ったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

全国的に日本語指導が必要な児童生徒の数は増えているが、丹波篠山市においても、中国・ブラジル・フィリピン・スリランカ・イギリス・パキスタン等外国にルーツを持つ子どもは多数在籍している。

 

兵庫県子ども多文化共生サポーターによる支援に加えて、本市においては篠山国際理解センターへ委託し、きめ細かな支援を行っている。今回は、西紀南小学校と岡野小学校の先進事例を学ぶと共に、各校の校内受け入れ体制について情報交換した。

 

発表者からは、各国各地域によって違い、同じ国でも人によって異なる子どもの実態把握・支援方法の難しさや、チーム(日本語指導担当者・学級担任・保護者・教育委員会・篠山国際理解センター等外部機関・PTA・地域等)で外国人児童生徒を支える体制づくりの大切さ・難しさ等について話があった。


 

教育長は、最後のあいさつで、自分の多文化共生社会や国際理解教育への関心を述べた後、「いつもは子どもたちと一緒に『元気出していくぞー』のエールをやっているが、それができるのも外国人児童生徒も含め一人一人のこどもをきめ細かく支えている教職員の努力があればこそだということに改めて気づきました。ありがとうございます。」と言って終わろうとしたら参加者の中に手を握っている人がいるのを見つけて、最後は思い切って全員で「オー」のエールをやらせてもらった。これからも多くの教職員・外部機関の人たちと力を合わせて、日本人も外国人も楽しく学べる学校をつくっていくぞー「オー」。

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