教599 環境に配慮した給食 「農都のめぐみ米」食育授業(教育長ブログR6.2.2)

更新日:2024年02月02日

丹波篠山市では農薬や化学肥料を県の基準の2分の1以下にし、中干を遅らせるなど水田の生き物にも配慮した「農都のめぐみ米」づくりをとおして、環境負荷の低減や生物多様性を守る農業を推進している。学校給食の全ての米飯に「農都のめぐみ米」が使われているが、その生産を担っていただいている集落営農団体の方に協力いただき、全ての小中特別支援学校で「農都のめぐみ米」食育授業を実施する。教育長はそのうちの1校である篠山中学校の様子を見に行き、出演までしてしまったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

「農都のめぐみ米」食育授業は、一つのクラス(教室)で対面で行われるのが多いが、中には放送を通して複数教室で受ける場合もある。今回の篠山中学校では、視聴覚室で生産農家らが語られる様子を、2年生4クラスが教室で給食を食べながら画面を通して視聴した。

 

最初は農都創造部職員が「農都のめぐみ米」がどういうお米なのかを紹介動画を使って説明し、その後、生産農家の方がお米作りの様子やお米作りにかける思いを話された。

 

各教室では生徒たちが、美味しそうに給食を食べながら、画面もしっかりと見ていた。最後に農家の方は、「丹波篠山市のお米は全国的にも美味しいと評価されている。環境にも配慮して一生懸命つくったごはんをいっぱい食べて、元気に大きくなってほしい」と力を入れて語られた。


 

教育長もその思いに共感し(生産農家が小学校からの同級生だということもあり)、カメラの前へしゃしゃり出て、「自分も休日農業をやっているが、農業は楽しいしやりがいもある。農都のめぐみ米を使った日本一の学校給食をしっかり食べて、みんなで丹波篠山の農業、丹波篠山市盛り上げて行こうー」「オー」をやってしまった。後で聞くと教室で生徒たちは「オー」と応えてくれたようだ。生徒たちに生産者の思い(教育長の願いも)が伝わっているのは間違いない。

篠山中学校食育1
篠山中学校食育2
篠山中学校食育3
篠山中学校食育4
篠山中学校食育5
篠山中学校食育6
篠山中学校食育7
篠山中学校食育8

この記事に関するお問い合わせ先

教育総務課


〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(第2庁舎 3階)

電話番号:079-552-5709


メールフォームによるお問い合わせ