教610 豊かな学び 高齢者大学合同閉講式(教育長ブログR6.2.20)
丹波篠山市高齢者大学の各学園で学ぶ受講生が芸能発表等をとおして、1年間の学習活動の成果を披露し、互いに学び合い交流を深める機会となる合同学習発表会とその後の合同閉講式に出席し、高齢者の皆さんの様々な芸能分野でのお元気な学びの様子を見せてもらったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
丹波篠山市の高齢者大学は7学園があり、概ね60歳以上の方が居住地に近い学園に参加されることが多いが、どこの学園でも、複数の学園にも参加できる。
5月の開講式から、概ね月に一回の講座があって、午後は趣味講座がある。学園や講座によって参加者の数は違い、今回の芸能発表も舞台いっぱいの発表もあれば、数名での発表もあった。
教育長は午後からの参加だったが、それでも発表の演目は、コーラス、オカリナ演奏、歌唱、ギター演奏、音読・朗読、ハーモニカ演奏、民舞踊等多岐にわたっていた。
皆さんの緊張はしながらも一生懸命で楽しそうな発表を見て、同好の士と稽古から発表までのがんばりや仲間とのつながり、技能の上達など豊かな学びや生きがいにつながっていると感じた。
それぞれの出し物に、先生(指導者)と受講生、受講生同士の温かいつながりを感じることができた。たき学園の「音読・朗読」で披露された『二度とない人生だから』では人生を大事に生きることを、『ねずみの嫁入り』では人生・世の中の重層的なつながりに改めて気づくことができた。
教育長は式辞の後で、丹波篠山市に生きる高齢者の皆さんが、心豊かにつながりを持って幸せに生きることを支える高齢者大学が、これからも続いていくことを願ってエールを送ったが、会場から大きな声で応じてくださり逆にこちらが力をもらった。
更新日:2024年02月20日