教615 うたごえの力 篠山少年少女合唱団リサイタル（教育長ブログR6.2.28）

丹波篠山市で昭和50年の結成以来、48年の歴史を積み重ねる篠山少年少女合唱団の48回目のリサイタルが田園交響ホールであり参加した。小学校1年生から高校生までの団員25名が、特色のあるそれぞれの曲を、趣向を凝らして全力で歌い上げ、素晴らしいうたごえが心に響き、うたごえの力を感じたじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使っています）。

第1ステージから第3ステージまで、本当に多くの曲を聞かせてくれた。姿勢を正して歌う曲もあれば、スイングしながら歌う曲、みんなで手ぶりや動きながら歌う曲、ソロやパートをクローズアップする場面もあれば、会場の友だちと一緒にうたったり、三原萌さんのフルートが入る曲など、アンコール曲も入れれば全部で18曲。

よくこれだけの曲を覚えたものだ。振付もあるし、立ち位置も変わる場面もある。一人一人がそれぞれのうたが伝えたいことを理解し、気持ちを込めて一曲一曲を力いっぱい歌っていた。

ステージ終盤で、こども代表は「合唱団の楽しそうな姿を見て自分も歌い始めた。いろんな学校の人もいるので馴染めるか心配だったけど、すぐに仲良くなれた。団員はみんなやさしい。指導の先生や団長、家族など多くの方にお世話になって今があることに感謝している。この合唱団が大好きです」と力強く語ってくれた。

丹波篠山市では、野球やソフトボール、ホッケーやバスケット・剣道などスポーツでがんばっている子もいれば、今回のような合唱や先日の市民ミュージカル、かるたや狂言など文化活動に打ち込んでいる子もいる。学校での学びに加えて、こうした地域の人に支えられた地域での学びで子どもたちは豊かに育っている。「今回の少年少女合唱団も他の活動も、みんなで丹波篠山の子どもたち盛り上げていくぞー」「オー」