教618 空手談義で盛り上がる みどり賞表彰(教育長ブログR6.3.5)
先日のスポーツや芸術などで優秀な成果を収められた個人や団体を表彰するみどり賞表彰式に参加できなかった多鹿上二さんの表彰伝達を行った。多鹿さんは兵庫県空手道選手権大会の男子(60歳~69歳)型競技で準優勝を収められ、同じような時期に空手をしていた教育長と空手談義で盛り上がったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
多鹿上二さんは高校時代に空手をやっていて、その後10年ほどブランクの時期はあったが、以降は61歳になられる現在までずっと空手を続けられ、現在は丹波篠山市内で空手道場の館長をされている。
教育長は大学から空手をはじめ、初任校に空手道部があったことから顧問として指導を続け、自分自身も組手競技で国体に出たりしていた。初任校空手道部はそこそこ強く、多鹿さんの高校もレベルの高い学校だった。
40数年前に多鹿さんは高校生として、教育長は空手道部顧問として空手をやっていて、もしかしたら同じ大会会場にいたかもしれない。当時の県内強豪校や名物顧問の話などでも話が弾んだ。
空手道5段の腕前の多鹿さんと3段の教育長は宗派が同じで(糸東流)、習った型も共通している。もちろん現役の多鹿さんの方ができる型は多く(20ぐらいはあると言われる)、教育長の方はうろ覚えで、勝っているのは年齢ぐらい。
それでも何かのご縁で(多鹿さんは23年前に本市に移住された)、今回のみどり賞表彰や市内武道大会などでご一緒する機会ができた。多鹿さんは今後も道場で子どもたちの指導と自身の練習を続け、次回の兵庫県空手道大会で優勝し全国大会をめざしたいとおっしゃる。長く空手道から遠ざかっている教育長にとっては試合出場は難しいが、多鹿さんの意欲を見習い、今後も試練に前向きにチャレンジしていきたい。
更新日:2024年03月05日