教620 走り切った達成感 丹波篠山ABCマラソン(教育長ブログR6.3.7)
第44回丹波篠山ABCマラソン大会に全国から4620人がフルマラソンに挑戦した。応募は5331人、完走者は3992人で、完走率は86.4%。男子も女子も大会新記録が生まれた。気温5.1度の快晴の中、多くの市民や観光客の声援や温かいふるまいを受けて疾走し、ゴール後は全力で走り切った達成感に満ちていたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
丹波篠山ABCマラソンは長い歴史を持つ市内外から愛される市民マラソンだが、アップダウンのあるコースと厳しい制限時間、同様のマラソン大会が増えていることなどから、近年参加者数の減少が見られる。
しかし、参加者は美しい景観や温かい声援、心のこもったおもてなし等が気に入り、何度も参加する人も多いし、参加を機に「丹波篠山ファン」になる人もいる。
特に今回は5年ぶりに復活した、丹波篠山名物猪肉を使った「しし汁」が好評で、往路・復路で2度食べたという人や、走り終えてから会場内で味わう人も多く、「とても美味しい」という声も多かった。
走り終えた人に話を聞いてみると、
・給水ポイントも多く、沿道の声援もいっぱいの、あったかい大会
・初めて走ったが、田んぼが広がる美しい景観で、走りやすいコース
・参加費も安く、Tシャツももらえて満足、また来ます
・やはりフルマラソンを完走すると達成感が味わえ、これに勝る達成感は他ではそう味わえるものではない等
概ね好評で、誰もがいろんな話をどんどん話してくれる。これもフルマラソンを走りきるという大仕事をなし終えた達成感からかな。
この大会の運営には、市職員や市陸上競技協会、市医師会、地元警察はもちろん、多くの市民の方がボランティアで関わってくださっている。市内中高生も補助員としていろんなところで頑張っていた。丹波篠山市の総力を挙げて大会を支え、ランナーのおもてなしに努めている。
教育長も大会ジャンパーでうろうろして、「女子更衣室はどこですか」「記念品交換はどこでしますか」等の質問に答えたり、姉妹都市ランナーのおもてなしをしたり、カメラのシャッターを押したり、医務車の誘導をしたり、ランナーを応援したりしたが、まだまだ頑張らなければならない。
閉会式で、「これからも丹波篠山ABCマラソン盛り上げていくぞー」のエールをやって、アナウンサーの方から「これで第44回 丹後 篠山ABCマラソンを終わります」と言われた。ややこしい名前ですみません。
更新日:2024年03月07日