教626 緊張と緩和 市議会弥生会議と特別展(教育長ブログR6.3.18)

更新日:2024年03月18日

第124回丹波篠山市議会弥生会議の一般質問最終日(3日目)は午前中に終わった。議会中はいつ質問が回ってくるかもしれないし、市教委が直接の担当ではない場合でも、本市の大きな課題に関する質疑応答には、質問する方も答える方も真剣で、自然と力が入る。午後から特定の会議は入っていなかったので、兵庫陶芸美術館の特別展内覧会に出席し、普段とは違う芸術の空間で心豊かな時間を過ごすことができたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

第124回丹波篠山市議会弥生会議の一般質問3日目は、3人の個人質問があった。お一人は、本市自治会の課題である担い手不足等について、・自治会に女性の登用を増やす取組をしてはどうか ・自治会の集金業務の合理化を図ってはどうか ・河川等の草刈り等の負担を軽減できないか等について質問と提言があった。

 

他の議員の方も、・(地域のJAコープ店の閉店を受けて)買い物弱者支援や・城下町全域を重要的建造物群保存地区に選定できないか(現在は城下町の一部の地区が選定されている)等について質問と意見を述べられた。

 

これらは前日までの質問と同様に、丹波篠山市の大きな課題であり、各議員の住んでおられる地域や専門性・関心等に応じて選ばれた質問内容で、どの課題への対応も喫緊の課題である。ただ市の財源には限りがあり、法的な制約もある中、どのように課題を解決していくかについては考えなければならない要素も多く、真剣な議論・考察が続いた。

 

市議会の一般質問が終わっても、今後やらなければならないこと、議論しなければならないことは多いが、ひと先ず昼食を食べ、一息ついてから懸案課題にじっくりと取り組まなければならい。

 

教育長はこの日の議会が午前中で終わったので、午後に兵庫陶芸美術館の特別展「フィンランド・グラスアート」の内覧会に行くことにした。教育行政を進めていく上では、芸術や文化に触れることも大事なことだ。

 

会場に行ってみると、1930年代から現代まで、フィンランドを代表するデザイナーや作家たち8名が「アートグラス」と銘打って制作した芸術性あふれるガラス作品を通して、北欧の食文化や自然との共生を感じることができた。同時に日本のテレビでも有名なムーミン(フィンランドの作家が描いた自然と共存した冒険物語)の原画も見られ、とてもほっとした気持ちになった。

 

その後、以前から気になっていた認可外保育施設も覗いたが、そこで園長先生から子どもたちの保育に関わる熱い思いを聞き、子どもたちの笑顔ややさしさに触れて温かい気持ちになることができた。


 

市議会一般質問最終日という緊張で始まった一日も、午後にはホッとする時間を持つことができた。緊張と緩和、なかなか緊張を解けない人も多いと思いますが、誰にもホッとする時間を持つことは大事なことだと思います。元気をチャージしながら、また日々の課題に向かっていきましょう。

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