教632 子どもが元気・地域が元気 丹南児童館進級お祝い会(教育長ブログR6.3.27)

更新日:2024年03月27日

丹南児童館で幼児や小中学生を対象に進級お祝い会が開かれ、多くの子どもたちが参加者やボランティアスタッフとして集まり、それを支える地域や保護者ら関係者も元気だったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

丹南児童館では、学期の終わりごとに夏祭りや冬のお楽しみ会等、地域の子どもたちが集まるイベントが開かれている。今回は幼児向け、小学生向けの2部制として実施された。

 

教育長が覗いた第2部の小学生向けは、丹南中学校吹奏楽部の演奏から始まった。1・2年生20数名の部員が、日頃の成果を活かし3曲を披露した。場内からアンコールの拍手が鳴りやまず、アンコール曲は準備していなかったらしく、3曲の中から一番リクエストが多かった曲を再度演奏するほど盛りあがった。

 

司会の方が話されていた、「演奏した中学生の中には、小学生の時に聴く側として参加していた子がいる。今日は聞く側だった小学生が、やがて中学生になって演奏する側になってほしいし、またその先では自分の子どもと一緒にこのイベントに参加するような大人になってくれる人があらわれることも期待しています」の言葉のように、世代間のつながり、文化の継承があれば嬉しい。

 

その後、子どもたちは、会場内外のいろんなところで行われているブースに参加して楽しんでいた。中には、そのブースの進行等を手伝うボランティアスタッフ(占いコーナーの占い師、願い事を書いた紙を貼るコーナーの説明役、昔遊びコーナーのスタッフ等)として参加している小中高生もいた(自分たちも楽しみながら)。

 

教育長が参加者やスタッフ(子ども・大人)と話しながらうろうろしていると、古くからこの地域に住む高齢者の方にお出会いした。その方は「子どもの姿を見ると涙が出る(ほど嬉しい)。やっぱり子どもがいると元気がでる」と話されていた。

 

このイベントを支える大人スタッフにも若い人が見られ、この地域・このイベントの継承は確実に行われている。


 

今回の丹南児童館の進級お祝い会のように、今後各地域のイベントや文化の継承が行われることを期待したいが、それにはまず参加者がそれを楽しいと感じることが一番ということが、この会場で出会ったいろんな年代の人がみんな楽しそうな姿を見て分かった。皆さん、先ずは自分が参加するイベント・会を楽しみましょう。

進級を祝う会1
進級を祝う会2
進級を祝う会3
進級を祝う会4
進級を祝う会5
進級を祝う会6

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