教633 Good Luck! 交換留学生派遣出発式（教育長ブログR6.3.28）

令和5年度短期交換留学生派遣事業「アメリカワシントン州ワラワラ市スタディーツアー」出発式が市役所市民ホールであった。姉妹都市ワラワラ市への高校生の派遣は5年ぶりになる。今回は高校生9名に引率4名の計13名が参加する。教育長は出発式の最後に、今回のスタディツアーの旅立ちを祝して、お見送りの人たちと一緒に「Good Luck（幸運を）」のエールを送ったじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使っています）。

丹波篠山市とワラワラ市の間での高校生の短期交換留学（2週間程度）は長い歴史があるが、コロナ禍で見合わせが続いていた。今回5年ぶりに復活できたのは、本当に良かった。若いうちに異文化を体験することは、これからの国際社会において益々大事なことだ。

参加者には、積極的に現地の人と交流して、多くの気づきや学びを得てきてほしい。これまで参加した人たちも留学での貴重な体験を人生に活かしていると思う。

教育長もかつて引率として、オーストラリアに2週間ほど滞在したことがあるが、一人で異文化・異言語の中にいることは貴重な体験で、一生の思い出となった。大人になってからでもインパクトがあり、若い時ならその衝撃はさらに大きいだろう。

留学生を代表して篠山鳳鳴高校1年（4月4日の帰国時には高校2年生）の小豆晄真さんが、「みなさん（家族・先生・関係者等）に行かせてよかったと思ってもらえるようなスタディーツアーにしたい」とあいさつしたが、本当に自分から新しい環境に飛び込んで多くのものを体験してきてほしい。

教育長も新しいことに挑戦する見本を見せようと、いつもの「盛り上がって行こうー」「オー」の呼びかけを、「皆さんの前途を祝して」「Good Luck!」に変えたが、大した変化ではなかったか。今回の留学生には、より大きなチャレンジと学びを期待しています。