教410 置かれた場所で自分らしく 退職・着任辞令交付式(教育長ブログR5.4.6)

更新日:2023年04月06日

この年度末・年度初めに、市役所・教育委員会の退職辞令交付式や着任辞令交付式、それに伴う送る会や歓迎会等の人事異動に関する諸行事が相次いであった。その都度、あいさつ等をさせてもらったが、退職者も含め新年度から新しい生活が始まる皆さんの前途に幸多かれと祈るじょう。

 

令和4年度末で退職・転職を迎えた皆さんの、それに至る事情や原因には、前向きなものから不本意なものまで様々なものがある。

 

令和5年度新採用者はもちろん、昇任・転任・配置換えの職員は希望に満ちあふれたものが多いように思うが、それとて自分の思いと違う勤務先で、悶々とした思いを抱いている人もいるかもしれない。

 

人事は「ひとごと」とも読めるように、自分の意志でないところで決まることが多い。こうした人事異動の際には「(行先が自分の思いとは違っても)置かれた場所で咲きましょう」という言葉を贈ってきた。

 

異動に関わる割り切れない思いをひとまず置いて、新たに置かれた場所(配属された部署)でがんばって行くのを後押しする言葉として紹介してきたのだが、この頃は「置かれた場所で自分らしく(活動できたらそれでいい)」と思っている。

 

「新天地で花が咲く(成果が出る)」かどうかは、その場所の環境(土壌や気候や栄養状態等)次第だと思うからだ。花が咲くかどうかに心をとらわれ過ぎずに、自分のペースで目の前の課題に全力を傾ける方が良い結果につながる。

 

今回の人事異動に際して、夢がかなった人も不本意な思いの人も、新しいステージで自分らしく思いっきりやれるだけのことをやりましょう。それができたら結果(花が咲くかどうか)は天に任せて、大らかな気持ちで前へ進んでいけます。


 

☆教育長は市の新採用職員の対面式で、家の押し入れから引き出してきたシーツをかぶって、自分らしく「がんばろうエール」をやったが、それで花が咲くかどうか(ウケるかどうか)は気にしないようにしています。

辞令交付1
辞令交付2
辞令交付3
辞令交付4
退職者送る会1
お別れ会6
辞令交付7
辞令交付8
辞令交付9
辞令交付10