教411 さくらさくら 第29回盆桜展(教育長ブログR5.4.7)

更新日:2023年04月07日

日本人の大好きな桜の花が咲きほこる季節に、篠山城大書院において第29回盆桜展が開かれた。盆桜は桜の木を鉢植えした盆栽で、桜だけの盆栽展「盆桜展」は全国で唯一だという。篠山城跡は桜の名所で、会場の周辺にもたくさんの桜の木があって、多くの観光客でいっぱい。会場内外の桜を見ながら幸せな気持ちになったじょう。

 

桜の花が日本人に愛される理由はいろいろと言われる。長かった冬が終わって待ち望んだ農作業の訪れを告げる花だから、一つ一つの花は小さいけれどもたくさん集まって存在感を発揮するのが「個よりも調和」を大事にする国民性に合致するから、短い満開の時期が過ぎればあっという間に散っていく散り際の美しさが日本人の死生観に合っているから等。

 

理由はともかく、三分咲き・五分咲き・八分咲き・満開・散り際・葉桜、どの時期の桜も美しいと思う。

 

盆桜展会場内では、出展者の方が盆桜に対する熱い思いや装飾についてのこだわりを熱心に語ってくださった。

 

会場の外の篠山城跡はお花見客や多くの観光客であふれ、中には外国(タイ等)からの観光客の方も見られた。

 

教育長は盆桜展を見た帰りに、城跡入り口で記念撮影を撮ろうとされていた団体客の方に、地元民の暖かさを知ってもらおうと「カメラのスイッチ押しましょうか」と声をかけたが、帰り際に着ていたジャンパーの「丹波篠山ロゴマーク」を見られて、「丹波篠山市の方でしたか」と言われてしまった。市役所職員だから職務でやったように思われるのは残念なような、それでもいいような微妙な気持ちで城跡を後にした。


 

翌朝訪れた篠山児童クラブで児童の受け入れをしている職員と話していると、園庭の桜の花びらが風に舞った。帰路に見た堀端の池には散った花びらが集まって美しい模様を描いていた。忙しい日常の中にも、時に自然の美しさに心を留める時間を持ちたいですね。

盆桜展1
盆桜展2
盆桜展3
盆桜展4
盆桜展5
盆桜展6
盆桜展7
盆桜展8
盆桜展9
盆桜展10