教414 ピッカピカの一年生 西紀小学校入学式 （教育長ブログR5.4.12）

令和5年度丹波篠山市立西紀小学校の入学式に参加した。担任の先生と共に入場した1年生は、保護者や教職員、上級生等が見守る中、緊張しながらも、背筋を伸ばして堂々と行進し、式中の返事も大きな声でしっかりとでき、正に「ピッカピカの1年生」だったじょう。

校長先生は式辞で、まず「校長先生と大きな声で挨拶をしましょう」と呼びかけ、大きな声で「おはようございます」。児童たちも力いっぱい「おはようございます」を返して式場が活気づいた。その後「いいね、やっぱりあいさつは」と話し、自然な形であいさつの大切さを伝えていた。

次に『ぼちぼちいこか』（カバさんが、船乗り・パイロット・バレリーナ―・ピアニストなどいろんなものに挑戦するけどみんな失敗する。だけど、めげずに次々挑戦していくお話）の絵本を出されて、たとえうまくいかなくても、めげずにチャレンジを続け、少しずつ夢をかなえるため努力していくことの大切さを分かりやすく話された。

児童代表の歓迎の言葉では、

「僕たちはみなさんの入学を楽しみに待っていました。明るく元気に挨拶できる『西紀っ子』を目指してください。…困ったことがあれば、やさしいお兄さんやお姉さんに聞いてください。わたしたちは、みんなで楽しく遊べる遊びを考えています。おにごっこなども一緒にしましょう。…約束を守って友達を大事にしていきましょう」等と、やさしく力強く1年生に話しかけた。

見事なあいさつに、目の前の初々しい「ピッカピカの一年生」が、6年間でこんなに成長するんだと思うと、小学校教育の大事さと成果を改めて感じた。

昨年までの子どもたちの教育に関わって頂いたすべての皆さんに感謝すると共に、新入生も在校生も含めて本年度の教育もがんばって行きましょう。