教416 強いきずな たまみず幼稚園入園式 (教育長ブログR5.4.14)

更新日:2023年04月14日

令和5年度丹波篠山市立たまみず幼稚園の入園式に参加した。今年度、入園したのは5歳児2名、入園児を迎える在園児も4名で、全園児数6名で1クラスである。急激な園児の減少に関係者も驚くと同時に寂しさを感じている。しかし、この実態を踏まえて、少人数ならではの保育活動の展開を期待したい。一人一人の個性を丁寧に見て、個に応じた細やかな指導ができることや、子どもも保護者も強いきずなで結ばれ、助け合いながら共に成長できるというメリットもあるじょう。

 

式中には式辞やあいさつ、うた等で何度か立ったり座ったりしなければならない場面があり、進行役の教頭先生が「入園児の皆さん立ちましょう」「入園児・在園児立ちましょう」等と号令をかけるのだが、慣れない園児の中には「立ちましょう」と言われてもすぐに立てない場面があった。そういう時には仲間の園児が素早く教えてあげていて、暖かい雰囲気が感じられた。

 

在園児は、これまでの経験や積み重ねがあり、園歌を歌うのも、「ご入園おめでどう。一緒に遊ぼうね」の呼びかけも大きな声でみんな一緒にできていた。新入園児もすぐに慣れて、みんなで強いきずなを作って行ってくれることだろう。

 

この園ではこれまでから、近くの園との交流(合同保育)や同じ敷地内にある小学生との交流、地域の人との交流等、多様な人間関係の交流に努めている。園長を兼務する小学校長の校長室に園児が遊びに来ることもあるという。少人数ならではのことだろう。

 

小学校入学時には、私立こども園等に通っていた同学年児も合流するのでクラスの人数も増えるだろうし、中学校はさらに多くの人数となる。

 

教育長は、これまでの教職経験の中で、少人数の幼稚園・小学校出身の子どもが、中学校・高等学校等の大人数の中で、同学年の代表として活躍する姿を目にしてきた。


 

たまみず幼稚園の子どもたちも強いきずなの下、少人数を活かした丁寧な指導で力を伸ばし、自分の可能性を広げてくれることと信じています。

たまみず入園式1
たまみず入園式1
たまみず入園式3
たまみず入園式4
たまみず入園式5

☆少人数一クラスの小学校で過ごしてきた教育長も、大人数・大舞台ほど元気が出ます。これは単に出しゃばりなだけか。