教417 チームささよう 篠山養護(小・中)入学式、早期発達支援室入所式 (教育長ブログR5.4.17)

更新日:2023年04月17日

令和5年度丹波篠山市立篠山養護学校小学部・中学部の入学式と発達に支援を必要とする未就学児が通う丹波篠山市早期発達支援室の入所式に参加した。新入生にも迎える在校生にも、必要な子どもには教職員が近くで寄り添い、学校全体が1つのチームのような温かさを感じた。本年度も「チームささよう」で、明るくいきいき過ごしてほしいじょう。

 

篠山養護学校・早期発達支援室の新入生の一人一人の発達・特性・個性の差は大きく、いろんな形で式に参加した。

 

一人できちんと座って校長先生や来賓のあいさつを聞く子、先生が側で寄り添う子、緊張が苦手な子の中には下を向き続ける子や席を離れて体育館の壁の側にいる子など、その参加の仕方はいろいろでも、みんな自分なりの精一杯のやり方で式に参加しようとしていた。

 

それを支える教職員も、いろんなやり方で支援し、形はいろいろでも、全員が新入生の入学を喜び、みんなで明るく元気な篠山養護学校を作っていこうという気持ちがあふれていた。

 

校長先生は「3つの心『明るく元気な心』『思いやりの心』『がんばりぬく心』を大事にして、夢と希望をいだき、たくましく生きる心を育てよう」と話し、

 

児童生徒会長は「困ったら、お兄さんお姉さんに相談してください。これからみんなでいい思い出を作られるように、がんばって行きましょう」と歓迎の言葉を述べた。

 

新入生代表は「僕たちは今日入学しました。自立活動や勉強などをがんばり、校外学習などを楽しみにしています。安全に気を付けてみんなで仲良く過ごすことを誓います」と、しっかりと誓いの言葉を述べた。

 

式前後の校長室には、何人もの児童生徒が顔を出し、廊下にも学校全体にも、一人一人の個性を認め合い、みんなを尊重しようという温かい雰囲気が満ちていた。これを「チームささよう」というのだろう。


 

短い時間ではあったが、この温かさ・やさしさ・一体感の中に居られて幸せだった。この精神を大事にして、子どもたちが明るく元気に成長できますように。

ささよう1
ささよう2