教422 ネットワークも大事 県教育長会議(教育長ブログR5.4.24)

更新日:2023年04月24日

兵庫県内の市町教育委員会等の教育長が、県公館の大会議室に集まり、県教育委員会から第3期「ひょうご教育創造プラン」や令和5年度「指導の重点」の重点事項等の説明や市町教育委員会への取り組みの依頼などがあった。説明の後には質疑応答もあり、県と市町が同じ方向性を持って、県内教育の振興に取り組む。この会議で県教委の施策を理解するとともに、県教育委員会事務局の職員や参加教育長と顔をつなぎ、人的ネットワークをつくってスムーズな連携も大事にしたいじょう。

 

県教育長や県教育委員会事務局の各課長から、以下のような説明があった。

・働きがいのある学校づくりー教職員が、ワーク・ライフ・バランスを図りながら、元気でやりがいを感じられる働きがいのある学校をつくることが、子どもたちの『未来への道を切り拓く力』を育成することにつながる。

・令和5年度「指導の重点」―冊子を使いながら、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の育成等を通した「生きる力」を育む教育の推進、子どもたちの学びを支える環境の充実、人生百年を通した学びの充実(社会教育・文化財・スポーツの推進等)に関する施策の推進

・GIGAスクール運営支援センターの設置、研修履歴を活用した教職員研修受講奨励、不登校対策、「兵庫型学習システム」の推進、兵庫型「体験教育」の実施、特別な支援を要する児童生徒への適切な指導、特別支援学校教育環境整備の推進、地域と学校の連携、部活動の地域移行、初任者の支援、いじめ未然防止等

 

項目を挙げるだけでも、多岐にわたり膨大な量になる。すべてを細部まで理解できたわけではないが、県教委の大きな方向性はおさえながら、丹波篠山の特性や実情に応じた教育の展開を図っていかなければならない。

 

席上の県教委の課長や幹部職員の中には、教育長が校長時代に人事や予算でお世話になった人や、昨年度まで教育事務所でお世話になった人など、顔見知りの方も何人かいる。なんと教育長が冒険教育担当指導主事時代に、教育長の講座を受けた人までいる。歳月の流れを感じる。

 

市町の教育長の中には、かつて校長会で一緒に活動していた人や、なんと野外活動担当指導主事時代に一緒にキャンプをやった仲間までいる。ご縁の深さを感じる。


 

特に某市教育長の随行として来ていたのは、一緒にひょうご冒険教育(HAP)を立ち上げた濃い間柄の人で、今年から市教委の部長兼課長だという。

 

こうした旧知の人とのご縁や新たな出会いも生かして、ネットワークを広げ、スムーズな連携につなげたい。

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