教423 丹波篠山の良さを活かした教育を 学校園経営研修会(教育長ブログR5.4.25)

更新日:2023年04月25日

市内の小・中・特別支援学校及び保・幼・認定こども園の校長や園長、教頭や副園長、主幹教諭や主任教諭等を対象とした、丹波篠山市教育委員会学校園経営研修会を開催した。令和5年度の市教委の重要施策や事業等についての説明と、学校園管理職としての資質向上をねらいとしているじょう。

 

研修会では、保育教育課・学校教育課・教育研究所所管の事業説明や元丹波教育事務所長で現在は県立有馬高等学校長の萩原健吉先生の講義等が行われた。

 

萩原校長は、『校園長の心構え~4年間を振り返って~』と題して、これまでの自身の経験された危機対応事例を紹介し、危機対応の基本として、「最悪の事態を想定し、最善を尽くす」「通常時はボトムアップ、緊急時はトップダウン」等と話された。

 

丹波篠山市の「強み」と「弱み」についても話し、「強み」は、

・先生が一生懸命、・子どもが素直、・保護者や地域が協力的、

「弱み」は、・少子化、・新しい革新的な動きが出にくい等と指摘された。

 

教育長は、『丹波篠山の教育』をテーマに、これまでの丹波篠山の教育の良い面を活かし(・少人数とICT環境を活用した「個別最適な学び」、・体験活動や探究的な学びを通した「協働的な学び」、・自然の中での五感を使った遊び「ふた葉プロジェクト」、・地域の人と一緒に活動する「ふるさと教育」等)、直面する課題(・少子化、・人間関係の固定化等)を改善する『令和の丹波篠山型学校教育』の推進等について熱く語った。

 

教育長はあらかじめ、参加者の中から、他国(日本人学校勤務)や他市(交流人事)での勤務経験がある人に、その経験を踏まえて日本や本市教育の良さについて話してもらったり、篠山鳳鳴高校生が「探究」の授業で作ったポスター(そこには、・「自然体験」が多いほど子どもの自己肯定感や道徳観が高い、・「地域活動体験」が多いほど社会性や学習意欲が高まる等のグラフが載っている)を使って自分の言いたかったことを補強したりした。


 

学校園のリーダーの皆さんには、何でも自分の力だけで解決しようとするのではなく、人の助けも借りて事に当たるやり方もありということを学んでもらったかしらん(単に教育長の地力不足だからか)。

 

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