教425 楽しく活動 ディスカバーささやま定期総会（教育長ブログR5.4.27）

第41回ディスカバーささやまグループ定期総会が行われ、参加した。ディスカバーささやまグループは、歴史と伝統文化を学習し、観光産業の進展と文化の向上に努めることを目的にされたグループで、丹波篠山市を訪れる観光客等のガイドをしたり研修会を開催したり、篠山小学校の『子どもお城ガイド』の指導もされている。グループのモットーは「明るく楽しくお気楽に」ということだじょう。

40年以上も活動を続け、おもてなしの心で観光ガイドなどを勤められ、丹波篠山市ファンの獲得など重要な役割を果たしてこられたグループだが、やはり大切なのは「活動を楽しむ心」だという。

研修やガイドも楽しくやってこそ長く続けられるし、出会った人々にも好印象を与えることができる。

新型コロナウィルス感染状況の落ち着きにより、ガイド数は増加傾向にはあるとはいえ、以前のような団体客が減り個人客が増えたからか、その増加数はそれほど大きくはないという。

インターネットの発達により、SNS等で観光情報を得る人もいる中で、実際に現地ガイドに案内してもらって良かったと思ってもらえるように、ガイドの資質向上に努めていかなければならないとも話されていた。

この人の役に立つ活動（観光振興や郷土愛育成など）も使命感だけでなく、自分自身もそのことを楽しむ気持ちがあってこそ長続きもするし、より良い効果も出るという原則は、私たち教育委員会の仕事にも当てはまるのではないか。

先生や職員が楽しく活動してこそ、子どもたちや市民の皆さんに笑顔を届けられる。実際には厳しい現実もあるが、歯を食いしばってでも楽しむ心と笑顔を維持したい（歯を食いしばってというのはちょっと違うか。教育長は物事を楽しむのは得意だが、それだけでも困るんですよね。）