教433 今回も楽しみ 第11弾市民ミュージカル実行委員会(教育長ブログR5.5.12)

更新日:2023年05月12日

2年に1度の丹波篠山市民ミュージカルが本年度開催される(公演日は令和6年2月11日、12日)。事業内容や出演者の募集方法等を決める、第一回丹波篠山市民ミュージカル実行委員会が行われた。これまで演出や脚本、衣装や出演者サポート等を担ってきた皆さんが実行委員を務めるが、主役は市民であり、実務的な進行・制作全般も市民を中心とするステージオペレータークラブ等のボランティアが担う。教育長は、前回のミュージカルを表から裏からチラチラ見せてもらったが、参加者は本当にこのミュージカルを通じて大きく成長する。丹波篠山市の文化芸術を育んできた素晴らしい舞台を、是非見に来てほしいじょう。

 

平成13年から20年余、ほぼ隔年で開催してきた市民ミュージカルも今回で11回目となり、出演者も延べ624人となる。今回も出演者は市内外より一般公募し、60名程度を目標にしている。

 

出演者は子どもから大人まで、ミュージカル経験者から初めての人までが集まるが、9月頃から2月11日、2月12日の本公演まで、次第に密になる練習(週1回から週3~4回まで)を通じて、歌やダンスやお芝居のレベルを上げる。

 

何よりもみんなで一つのミュージカルを創るワクワク感や充実感、チームワーク、やり終えた後の達成感が参加者を成長させる。実際、出演者のきずなは強固で仲が良く、仲間に合うのを楽しみに何回も参加する人もいる。ステージ上の技能アップを目指す人もあれば、次は照明や音響のスタッフとして舞台を支えているという人もいる。この経験を活かして、舞台以外の分野で活躍する人も多い。

 

今度の作品は、15世紀末パリのノートルダム大聖堂を舞台に、人間の運命の錯綜を描いたヴィクトル・ユゴーの『ノートル⁼ダム・ド・パリ』を原作とするもの。

 

この美しくも悲しい愛の物語を、演出や脚本、振付等の担当者がどのように料理し、出演者がどう表現するかが楽しみだ。会議でも、これまで何度も映画化・演劇化されたこの作品に、どうオリジナリティを持たせるかを今考えているところだと話されていた。

 

6月1日から始まる出演者募集や8月のオーディション、9月からの練習開始が待ち望まれる。毎回その時々の状況に合わせて工夫を凝らし、本番に向けて急激に盛り上がっていく舞台づくり。「みなさんと一緒に心を震わせるような作品を作っていきたい」と口々に話されていた実行委員会。


 

教育長はいつものように会の最後で「がんばろうエール」をやっての帰り道、雨に濡れた楽屋出口で一人滑って転んでしまったが、滑ったのがこの時期で良かった。ミュージカル本番は絶対に滑らない。

市民ミュージカル実行委員会1
市民ミュージカル実行委員会2
市民ミュージカル実行委員会3
市民ミュージカル実行委員会4

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