教435 地域リーダーのパワーを教育に 新教育委員就任（教育長ブログR5.5.16）

これまで2期8年にわたって教育委員を勤めていただいた垣内敬造（かきうちけいぞう）氏の後任として、令和5年5月15日から新たな教育委員として、吉良佳晃（きらよしてる）氏が就任された。吉良委員は、民間会社から地元古市に戻り農業に従事しながら、農業・環境・景観等の地域課題にリーダーとして取り組んでおられる。地域リーダーのパワーを教育分野でも存分に発揮してもらえると期待しているじょう。

垣内前委員はアートディレクター、デザイナーとして自らの事務所を経営しながら、篠山チルドレンズミュージアム館長や大学の教授を勤めるなど幅広く活動されてきた。その経験をもとに、鋭い視点で学校園教育・社会教育等の課題を指摘された（性格は穏やかで表現は丁寧だったが）。

その後任となる吉良委員は、平成26年に実家の生き物との共生を目指す農園で働きながら（現在は「吉良農園」代表）、新たな法人（里山創造事業に従事する一般社団法人「AZE」代表理事）やプロジェクト（里山資源を活用して新たな循環を創る「ミチのムコウ」プロジェクト等）など、次々と積極的な取組を進められている。

また、社会教育委員、古市小学校PTA会長や150周年実行委員長、丹波の森協会理事などの役職も歴任され、教育や地域課題にリーダーシップをいかんなく発揮。

教育長としては、これまで一緒にやってきた西田委員、山本委員、鈴木委員に、実行力あふれる吉良委員が加わり、こんなに心強いことはない。

☆教育委員就任に向けた事前説明会で、教育長や各担当職員から教育方針や各事業の説明を受ける吉良新委員。笑顔だけは負けないように頑張ったが、体形はいかんともしがたい教育長。