教442 古民家活用 伝建協全国大会その2(教育長ブログR5.5.26)

更新日:2023年05月26日

第45回全国伝統的建造物群保存地区協議会(伝建協)総会・研修会の三日目は福住伝建地区の視察研修。十数名が一つの班になって、福住伝建地区を地元の案内ガイドに引率されて回った。古民家ホテルやだんじり(山車)、住之江の庭や住吉神社などの各ポイントには専門の説明役がいて、詳しい説明が行われた。散策ルート上には旧街道沿いの古民家を改修して、いろんなお店や施設ができており、古民家を活用して地域が元気になる具体例がいっぱい見られたじょう。

 

教育長は先頭の班と一緒に各ポイントを見て回った。ポイント以外にもいろんな活用の例が目の前にあり、重伝建地区のパワーが実感できた。

 

古民家を活用した、古民家ホテル、お試し住宅(一月単位で住宅が借りられ、丹波篠山の生活が体験できる)、自転車屋、パン屋、ケーキ屋、コーヒー店、古着カフェ、レストラン、デイサービス施設や地域の活動拠点等、本当にいろんな活用例がある。教育長も知らなかった最近できたお店や、開店準備中のお店などもあり、福住伝建地区は活気に満ちていた。

 

多紀小学校4~6年生が金管バンドや多紀音頭、東雲高校3年生が物産販売等で参加していた。ここでも子どもたちの参加は、明るさや活気、未来への希望を感じさせる。初日夜の情報交換会閉会あいさつがインパクトあったのか、「教育長というよりは宴会部長ですね」とか話しかけてくる参加者や、教育長に気さくに質問や話しかけてくる人も何人かいた。

 

「この市営住宅は元は何だったんですか」という質問にたじろいでいたら、一緒の班にいた副市長が代わりに応えてくれた。今後はより一層市政の勉強をして質問に即答できるようにしなければならない。


 

午前最終地点の住吉神社で元気よく声掛けしている東雲高校生を見て、「私はあの高校で校長として生徒たちと一緒に農業をやってたんですよ」と説明でき、他市から来た人に宴会を盛り上げる役だけの人間でないことが説明できて良かった。

伝建地区3日目1
伝建地区3日目2
伝建地区3日目3
伝建地区3日目4
伝建地区3日目5
伝建地区3日目6
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伝建地区3日目11
伝建地区3日目12

☆伝建協全国大会3日目午後のオプション視察(今田地区)

伝建地区3日目13

☆今田地区現役最古の登り窯。この参加者にも「この木は何ですか、うちの県では見かけたことないので」と聞かれた。植物も学ばなければならない。

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